Jun 05, 2018 column

秋の朝ドラ『まんぷく』第二弾の出演者11人が発表! 桐谷健太、片岡愛之助、松井玲奈、橋爪功ら豪華な顔ぶれ

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「撮影が始まって今、ひと月くらい経ちまして、最初のほうは家族とのシーンが多かったんですけれども、最近ちょこちょこ皆さんと現場でお会いするようになってきて、それで初めて、この“朝ドラ”にこうやってしっかり出て思ったのは、この本当にいろんな年齢も職業といいますか、タイプも…(桐谷さん:職業はみんな一緒やろ)あ、職業はみんな同じですね(会場笑)、いろいろな俳優さんや女優さんとこんなに短時間でいろんな方とお芝居できるっていうのは、この“朝ドラ”でしか、なかなか経験できないことだなと思って、めちゃくちゃ楽しくて、本当にいろいろなお芝居を間近で目の前で見られるっていうのは、これは特権だということに気が付きました。超楽しいんです。撮影が。こんな楽しくて、これから大丈夫かなって不安になるくらい楽しくて、でも、これから先「『すごい楽しい』なんて言ってたのが懐かしいわ」みたいな、すごい辛かったり楽しくなくなったりすることがあったとしても、もうだいたい元は取れたくらい楽しいので(会場爆笑)、1か月で元は取りました。でも、できることなら、楽しくやっていたら多分、楽しさが皆さんに伝わるんじゃないかなと思って、これからもこの気持ちのまま、もっともっと楽しくやっていけたらいいなと思っております。皆様よろしくお願い致します」

制作統括の真鍋斎プロデューサーの「力強い仲間を得て、『まんぷく』、いよいよ大航海へ船出です!」との言葉も頼もしい。

「実に個性豊かで、“朝ドラ”なのでおそらく皆さん善人なのではないかとお思いでしょうが、油断していると何かをしでかしてくれそうな方々ばかりで、一筋縄ではいかないことを、これから楽しみにしていただきたいと思います。福子さん、萬平さんとともに、皆様がどのような悲喜こもごもをみせてくださるのか、私自身とても楽しみです。力強い仲間を得て、『まんぷく』、いよいよ大航海へ船出です!」

大阪出身の桐谷健太や片岡愛之助、橋爪功、呉城久美、京都府出身の藤山扇治郎、兵庫県出身の松井玲奈など関西出身俳優が多いのと、大阪制作の『あさが来た』で活躍した瀬戸康史、東京制作の『とと姉ちゃん』で活躍した浜野謙太、朝ドラ初出演ながら芸達者な岸井ゆきのと中尾明慶という顔ぶれには、元気や笑いをたくさんもらえそうな予感しかない。

撮影は順調に進んでいる様子だし、安藤サクラが出演している『万引き家族』(是枝裕和監督)がカンヌ映画祭のパルムドール賞を受賞して幸先はすこぶる良い。10月1日(月)開始の『まんぷく』、今から待ち遠しい。

 

文・木俣冬

 

文・木俣冬

 

文筆家。主な著書に「ケイゾク、SPEC、カイドク」(ヴィレッジブックス)、「SPEC全記録集」(KADOKAWA)、「挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ」(キネマ旬報社) 、共著「おら、あまちゃんが大好きだ! 1、2」(扶桑社)、「蜷川幸雄の稽古場から」、構成した書籍に「庵野秀明のフタリシバイ」、ノベライズ「マルモのおきて」「リッチマン、プアウーマン」「デート〜恋とはどんなものかしら〜」「恋仲」「IQ246~華麗なる事件簿」など。
エキレビ!で毎日朝ドラレビュー連載。 ほか、ヤフーニュース個人https://news.yahoo.co.jp/byline/kimatafuyu/ でも執筆。
初めて手がけた新書『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中!
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062884273

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