Jun 29, 2026 news

カンヌに続きアヌシーも沸いた! 日本の新たな才能に6分間のスタンディングオベーション 映画『我々は宇宙人』 待望の日本公開日も決定

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現地時間6月26日(金)、フランス・アヌシーで開催中のアヌシー国際アニメーション映画祭2026にて、長編アニメーション映画『我々は宇宙人』が長編コンペティション部門(2026 Feature Films: Official)に選出され、公式上映が行われた。また本作の日本公開日が、2026年9月25日(金)に決定した。

本作の舞台は、平成のある田舎町。内気で“普通”であることに悩む少年・翼は、小学三年生の春、クラスの人気者で“特別”な存在の暁太郎と出会い、親友になる。二人だけの遊び、意味のない会話、夕暮れの帰り道──世界は確かに、彼らのものだった。しかしある日を境に、暁太郎はクラスの中で浮いた存在となり、噂や視線が彼を囲んでいく。やがて起こる、取り返しのつかない事件。「もしもさ、俺が宇宙人だったらどうする?」これは二人の青春物語なのか? それとも消したい記憶なのか? 30年にわたる友情を描いた、かぎりなく青い旅立ちの物語。

本作の企画・脚本・監督を務めたのは、YOASOBI「優しい彗星」MVなどを手掛ける29歳の新鋭アニメーション作家・門脇康平。東京藝術大学で絵画を学び、舞台映像やCM、ミュージックビデオなど幅広いフィールドで活躍してきた門脇は、実写とアニメーションを融合させた独自の映像表現で国内外から高い評価を獲得。本作でもキャラクターに近い年齢の子役たちを起用し、実際のシーンに近い状況で実写のプレビズ撮影を行うなど、従来のアニメーションの枠にとらわれないアプローチで、圧倒的な映像体験を創出した。

声の出演には坂東龍汰、岡山天音を迎え、音楽はYaffleが担当。新たな才能たちが結集した本作は、ワールドプレミアとなった第79回カンヌ国際映画祭監督週間にて、満席820人の観客から7分間のスタンディングオベーションを受けるなど大きな反響を呼んだ。

そんな本作がカンヌに続き参加したのは、“アニメーションの世界最高峰”として世界中のクリエイターが憧れる、アヌシー国際アニメーション映画祭2026。今年は100以上の国と地域から数千本を超える応募が寄せられ、世界中のスタジオがしのぎを削る中、 『我々は宇宙人』は長編コンペティション部門に堂々と選出。さらに、同部門に選ばれた唯一の日本作品として名を連ね、現地でも「今年のダークホース」として熱い注目を集めていた。

公式上映の会場となったBonlieu – Grande Salle(ボリュー・グラン・サル)には、世界各国から集まったアニメーション関係者や映画ファンが続々と来場。開場前から多くの観客が列を作り、長編コンペティション部門に選出された本作への関心の高さをうかがわせた。

上映前には、企画・脚本・監督を務めた門脇康平監督が登壇。世界最大規模のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭で上映を迎えた心境について、「3ヶ月前まではまだ制作期間中で、今日ここにいることが夢みたいです」と述べ、「これから観ていただく作品は多くのスタッフの努力とこれまでの構想にかけた思いがぎゅっと詰まった作品です。ぜひ1秒1秒噛み締めていただけたら嬉しいです。」と作品に関わった全てのキャスト・スタッフへの感謝の気持ちを語った。また、上映前のトークの最後には、会場に駆けつけた観客と共に「We Are Aliens」というコールアンドレスポンスをしながら撮影を実施。上映を前に会場のボルテージは最高潮に。

上映後、歓声に応える門脇康平監督

満席925名の観客が会場を埋め尽くし、物語の行方を見守るようにスクリーンへ集中。上映後には6分間にわたるスタンディングオベーションが巻き起こるなど、会場は大きな拍手と熱気に包まれた。

▼マルセル・ジャン(アヌシー国際アニメーション映画祭 アーティスティックディレクター) コメント
『我々は宇宙人』は、この作品を観る人たちの記憶と視点を揺さぶる物語です。雨の中で切り裂かれる傘、川に流される折り紙、姿を変えていくペンや歯ブラシ──それらのイメージは強烈な余韻とともに心に焼き付けられます。子ども時代の残酷さと、その傷が人生に落とす長い影を、詩的でありながら痛烈な力強さで描いた傑作です。

カンヌに続きアヌシーも沸かせたアニメーション映画『我々は宇宙人』は、2026年9月25日(金)より全国公開。

作品情報
映画『我々は宇宙人』

平成のある田舎町。内気で“普通”であることに悩む少年・翼は、小学三年生の春、クラスの人気者で“特別”な存在の暁太郎と出会い、親友になる。二人だけの遊び、意味のない会話、夕暮れの帰り道──世界は確かに、彼らのものだった。しかしある日を境に、暁太郎はクラスの中で浮いた存在となり、噂や視線が彼を囲んでいく。やがて起こる、取り返しのつかない事件。「もしもさ、俺が宇宙人だったらどうする?」これは二人の青春物語なのか? それとも消したい記憶なのか? 30年にわたる友情を描いた、かぎりなく青い旅立ちの物語。

企画・脚本・監督:門脇康平

出演:坂東龍汰、岡山天音

配給:TOHO NEXT・NOTHING NEW

©NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS

2026年9月25日(金) 全国公開

公式サイト wearealiens