99歳まで舞台に立ち続けた男、岡田忠雄。その最初で最後の主演映画『OiBokkeShi 99歳の看板俳優』が、2026年11月20日(金)の岡山先行公開の後、全国順次公開される。
「老い・ぼけ・死」。誰もが向き合うテーマに、“演劇”と“介護”という領域を越えて活動を続けてきた劇団「老いと演劇」OiBokkeShi(おいぼっけし)。俳優で介護福祉士の菅原直樹と、認知症の妻を介護していた岡田忠雄との出会いから、その活動は生まれた。
その出会いの当時、88歳だった岡田は、“演技”でぼけを受け入れて「救われた」。さらに、その出会いは菅原に“監督”、岡田に“看板俳優”という役を与え、二人の「老いと演劇」の旅路が始まる。「老い・ぼけ・死」をテーマにした演劇は、虚構である“演劇”の中に岡田が生きてきた現実が入り込み、観る者は「虚」と「実」が交じり合う世界に引き込まれる。それでも老いの現実からは逃れられない。岡田は妻を看取り、自身も脳梗塞を患い、できないことが増え、ついに高齢者住宅に。それでも「舞台に出たい、役者に定年はない」。99歳を迎えた“看板俳優”が渇望した舞台、その幕が開く。


監督・撮影・編集は、KSB瀬戸内海放送の記者・ディレクター、大野諭史。約10年にわたる岡田と菅原の活動を記録し続けてきた膨大な映像資料を、ドキュメンタリー映画として構成。老老介護に悩んでいた一人の高齢者が、演劇に出会い、生きがいを見いだし、最期まで舞台にこだわり続けた軌跡を映し出す。演劇で「いま、ここ」を共に楽しむ二人の姿は、超高齢社会の「老い・ぼけ・死」の未来にやさしい光を灯す。

菅原直樹(出演者/OiBokkeShi主宰) コメント
どこからが舞台で、どこからが生活なのか。88歳で本格的に俳優活動をはじめ、老いても、ぼけても、死んでも舞台を求めつづけたおかじい。そんなおかじいの人生を、大野監督が一本の映画にしてくれました。この映画を観て改めて、おかじいの凄みに震えました!
映画『OiBokkeShi 99歳の看板俳優』は、2026年11月20日(金)より岡山先行公開。11月27日(金)より全国順次公開。

妻の認知症介護に悩む88歳の岡田忠雄は、俳優・介護福祉士の菅原直樹との出会いをきっかけに演劇に救われ、劇団の看板俳優となる。妻との死別、自身の脳梗塞、サービス付き高齢者向け住宅への入居。それでも「舞台に出たい、役者に定年はない」。99歳を迎えた“看板俳優”が渇望した舞台、その幕が開く。
監督・撮影・編集:大野諭史
出演:岡田忠雄、菅原直樹、「老いと演劇」OiBokkeShi ほか
配給:MOTIF
© 映画「OiBokkeShi ~99歳の看板俳優~」製作委員会(KSB瀬戸内海放送・一般社団法人ベンチ)
2026年11月20日(金) 岡山シネマ・クレールにて先行公開
2026年11月27日(金) シモキタ – エキマエ – シネマ K2 ほか全国順次公開
公式サイト oibokkeshi_movie