Jul 06, 2026 news

“團十郎”を、継ぐ 壮麗なる歌舞伎記録映画『襲名』 三池崇史監督初ドキュメンタリー 公開日決定

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先日カンヌ国際映画祭で発表され大きな話題を呼んだ、三池崇史監督が手がける初のドキュメンタリー映画『襲名』。このたび本作の公開日が2026年9月25日(金)に決定し、あわせてポスタービジュアルと本予告映像が公開された。

本作は、日本の伝統芸能である歌舞伎の名跡継承という極めて私的かつ公共性の高い瞬間にカメラを向け、3年以上にもおよぶ撮影期間の中で、市川團十郎の姿を通して「継承」と「個」の葛藤を描き出す。 歌舞伎界の名門・市川宗家における最大の節目である「襲名」という儀式を捉えた作品であり、十三代目市川團十郎白猿の襲名披露公演の舞台裏と、コロナ禍での2年半の襲名延期をも乗り越え実現したその歴史的瞬間を記録したドキュメンタリー。

團十郎襲名を寿ぐ襲名披露公演の祝幕を担当したのは、世界のアートシーンで活躍するアーティスト・村上隆。村上と團十郎の縁を結んだ三池監督の手で、その創作の過程も記録されている。

このたび公開された本予告映像は、襲名披露記念・特別公演の演目で、成田屋の家の芸・歌舞伎十八番の『勧進帳』を演じる市川團十郎の圧倒的な姿から始まります。市川海老蔵から十三代目市川團十郎白猿へ──。一人の父として、「團十郎」として、すべての覚悟を胸に息子・市川新之助とともに親子同時襲名に挑む舞台裏を捉えた、迫力溢れる映像になっている。さらに、映像の合間に差し込まれる世界的アーティスト・村上 隆氏が手がけた巨大な祝幕(歌舞伎十八番の全演目をモチーフに描いたもの)も必見だ。

あわせて公開されたポスタービジュアルは、桜ともみじを背景に、市川團十郎・新之助親子が『襲名』というタイトルを挟んで向かい合って佇むデザイン。『勧進帳』の武蔵坊弁慶の衣裳をまとった父・團十郎が、『外郎売』の見得を切る息子・新之助を優しく見つめる構図からは、二人の強い絆と、真摯に歌舞伎と向き合う姿が伝わる、趣深い一枚となっている。

映画『襲名』は、2026年9月25日(金)より全国公開。

【コメント】

▼三池崇史(監督)
十三代目市川團十郎白猿とは何者なのか? シンプルに問い直したいと思う。團十郎白猿が放つ圧倒的な「美」の謎に迫りたい。令和という生温い泥沼。怯むことなく自分にも周りにも厳しく歌舞伎を磨き、同時に次なる團十郎を育むという重責を負い舞台に立ち続ける男の葛藤や孤独を記録してみた。「感動」などという薄っぺらな言葉から解放されたいと願っている貴方の魂を射抜く魔の眼力をスクリーンでお楽しみいただきたい。團十郎白猿の歌舞伎は、ただの歌舞伎ではない。エンターテイメントの正体に迫る。これは、そんな記録映画です。

▼市川團十郎
長きにわたり代々受け継がれてきた團十郎の名が、映像作品として後世に残されますことを、誠にありがたく、光栄に存じます。三池監督の手により、どのようなかたちで映像化されるのか、今から大きな期待を抱いております。現在、映画『国宝』が世界的に注目を集めておりますように、日本の伝統文化である歌舞伎が広く海外の皆さまに知られ、エンターテインメントとしても親しまれておりますことを、歌舞伎俳優の一人として大変嬉しく存じます。一方で、このたびの團十郎襲名は、現実の世界におけるものであり、私自身にとりましては、今なお極めて重責を伴うものでございます。そのような側面も含め、皆さまにどう受け止めていただけるのか、身の引き締まる思いとともに、拝見できる日を心より楽しみにしております。

作品情報
映画『襲名』

2022 年に行われた「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」の全貌を真正面から捉えた、壮麗なる歌舞伎記録映画。監督は世界で知られる三池崇史。祝幕は現代アートの巨匠・村上隆が手がけ、出演には市川團十郎をはじめとする当代随一の名優たちが顔を揃える。豪華絢爛な制作陣と出演者によって、日本の伝統芸能「歌舞伎」の真髄と継承の瞬間を未来へと残し、その魅力を世界へと発信することを目指す。

監督:三池崇史

出演:市川團十郎 市川新之助 ほか

配給:K2 Pictures

©2026 K2 Pictures・3Top

2026年9月25日(金) 全国公開

公式サイト shumei