Jul 27, 2023 news

杉咲花「精根尽き果てるまで心血を注いだ」 過酷な運命を生きる女性の壮絶な人生を描く主演作 映画『市子』

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杉咲花主演の映画『市子』の特報映像が公開された。

本作は、監督の戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheater旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015では最優秀脚本賞を受賞した舞台「川辺市⼦のために」が原作。観客から熱い支持を受け2度再演された⼈気の舞台が映画化される。

川辺市子(杉咲花)は、恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、突然失踪。長谷川が行方を追い、これまで市子と関わりがあった人々から証言を得ていくと、彼女の底知れない人物像と、切なくも衝撃的な真実が次々と浮かび上がる。彼女が背負った過酷な宿命。名前を変え、年齢を偽り、社会から逃れるように生きてきた彼女は、なぜそのような人生を歩まなければならなかったのか。市子が、幸せな暮らしを自ら捨ててでも、手にしたかったものとは‥‥。

過酷な家庭環境で育ちながらも「生き抜くこと」を諦めなかった川辺市子を演じるのは杉咲花。抗えない境遇に翻弄された彼女の壮絶な半生を、凄まじい熱量で体現。「精根尽き果てるまで心血を注いだことを忘れられません。その日々は猛烈な痛みを伴いながら、胸が燃えるほどあついあついものでした。」と言い切るほど、杉咲が全身全霊を捧げ、芝居を超えて役を生き抜く姿が鮮烈にスクリーンに刻まれる。

市子が3年間一緒に暮らしていた恋人の長谷川を演じるのは、若葉竜也。共演陣には森永悠希、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり、倉 悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳が名を連ね、市子の知られざる人物像や過去を第三者の目線から映し出していく。