Jun 03, 2026 news

直木賞作家・千早茜のロングセラー小説を映像化 映画『男ともだち』 松岡茉優、成田凌が男女の曖昧で確かなつながりを体現

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直木賞作家・千早茜のロングセラー小説を原作に、主演に松岡茉優、共演に成田凌を迎え、国内外で高い評価を得る三島有紀子監督がメガホンを取った映画『男ともだち』。このたび本作の公開日が決定し、あわせてティザービジュアルと特報映像が公開された。

本作の主人公は、京都に暮らす29歳のイラストレーター・神名。仕事もプライベートも順調に見えるが、実は描きたいものを見失い、惰性と不毛な恋愛に逃げる日々を送っている。ある日突然、神名の元に大学時代の先輩・ハセオから電話が入り7年ぶりに再会、あの頃も今も変わらない二人だけの温度で接してくれる“男ともだち”と過ごす3つの夜が、彼女の人生を大きく動かしていく。

主人公の神名を演じるのは『勝手にふるえてろ』『万引き家族』の松岡茉優。才能はあるが、身勝手で人間関係に不器用なクリエイターの、孤独や不安定な心情を繊細に体現、30歳を目前に人生に行き詰まるキャラクターをリアルに演じ切る。出会ったころからなぜか神名を深く理解している男ともだち・ハセオには『愛がなんだ』『窮鼠はチーズの夢を見る』の成田凌。ぶっきらぼうに見えるが、松岡演じる神名に対しては独特の距離感で接する“男ともだち”として唯一無二の存在感を放つ。7年ぶりに再会を果たす神名とハセオと同じく、松岡と成田も7年ぶりの共演が実現した。原作は、『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞した千早茜が2014年に発表し、根強い人気を誇る傑作同名小説。著者作品初の映像化となる。

監督は『幼な子われらに生まれ』『一月の声に歓びを刻め』などで国内外の数々の賞を受賞した三島有紀子。本作は、2026年2月、京都、福井、広島で撮影を敢行。三島監督が、登場人物の心の奥底にある揺らぎや体温をロングテイクで見つめ続け、その場に流れる神名とハセオの時間をスクリーンに刻む。二人が過ごす“3つの夜”を通して、清濁が混ざり合った一人の女性の心情をリアルにとらえ、言葉にはできない男女の曖昧で確かな関係性を映し取った。

このたび公開されたティザービジュアルでは、京都の名所のひとつ蹴上インクラインのまっすぐに伸びる線路を挟み歩く二人の姿が、「私たちは一瞬たりとも恋人同士ではなかった。」のキャッチコピーからも想像させられる、神名とハセオだけの独特な距離感を表現している。

また、あわせて公開された特報映像では、思いがけない電話をきっかけに、京都で再会を果たした神名とハセオ二人の7年ぶりに動き出す時間が、美しいロケーションの中、甘く、苦く、ひりひりとつむがれていく。

愛していないはず。だけど失いたくない。この感情は何なのか‥‥。誰しもが一度は揺らぐ“異性のともだち”への想い。本作では、神名とハセオという唯一無二のキャラクターを通し、そこにしかない男女の曖昧で確かなつながりを描く、“語らずにはいられない”物語が誕生した。

映画『男ともだち』は、2026年11月6日(金)より全国公開。