万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチが手がけた最後の傑作とされる“サルバトール・ムンディ”＝通称「男性版モナ・リザ」。100年以上も行方不明だったこの名画が、まさかの一般家庭から発見され最初13万円という激安価格で売られていたにも関わらず、由緒あるオークションハウス“クリスティーズ”で、史上最高額の510億円という驚きの価格で落札された。しかしこの狂乱ともいえる落札の後、絵画は世間から忽然と姿を消してしまう。果たして、本物か、偽物か？世界中の関心を集め、今なお謎が深まるこの名画の疑問を鋭く紐解き、さらには知られざるアート界のからくり、闇の金銭取引の実態までをも生々しく暴くミステリー・ノンフィクション映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』が、11月26日(金)より公開されることが決定した。
公開された予告映像では、あらゆる美術鑑定によって次々と明らかになる不可解な謎や、華やかなオークションの裏で仕組まれていた強欲なクセものたちによる策略が映し出され、やがて世界を巻き込んだ大騒動へと繋がっていく。絵画を投資目的とする大財閥やそこから手数料をぼったくろうとする仲介人、大衆を利用して絵の価値を釣り上げていくマーケティングマンと利用されるハリウッド・スターのレオナルド・ディカプリオ、アートを利用して覇権を手に入れたいサウジアラビアの皇太子など、あらゆる世界の人々がこの絵をめぐる因縁の人物として登場する。
ポスターは本作の主役とも言える “サルバトール・ムンディ”を前面に推し出したもの。男性版モナ・リザとも言われるほど静かで美しい微笑が印象的な絵画だが、そのモデルと言われるイエス・キリストが手に握るのは札束。まるで絵を引きちぎるように延びた複数の人間の手が、欲にまみれる人間の滑稽さを際だたせるビジュアルとなっている。
ミステリー小説のような濃度で放つ、欲望まみれのミステリー・ノンフィクション映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』は11月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。
万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチが手がけた最後の傑作とされる“サルバトール・ムンディ”＝通称「男性版モナ・リザ」。100年以上も行方不明だったこの名画が、由緒あるオークションハウス“クリスティーズ”で、史上最高額となる510億円で落札された。“購入者は誰なのか、これによって真のダ・ヴィンチ作品だと証明されたのか？”世界中の人々の関心を集め、今なお謎が深まるこの名画にまつわる疑問を鋭く紐解いていくだけでなく、知られざるアート界のからくり、闇の金銭取引の実態をまでも生々しく暴いていく欲望まみれのミステリー・ノンフィクション。
監督：アントワーヌ・ヴィトキーヌ
配給：ギャガ
©2021 Zadig Productions © Zadig Productions – FTV
2021年11月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
公式サイト gaga.ne.jp/last-davinci/
