脚本家の坂本裕二がNetflixと5年契約を締結したことが発表された。年内には、Netflixでの第1弾作品となる、吉沢亮と宮﨑あおいＷ主演のミステリー＆ロマンティックコメディ、映画『クレイジークルーズ』が配信される。
坂元は、是枝裕和とタッグを組んだ、映画『怪物』が第76回カンヌ国際映画祭にて日本映画では史上2度目となる脚本賞を受賞。興行収入38億超えの大ヒットを記録した映画『花束みたいな恋をした』をはじめ、「東京ラブストーリー」(1991)、「Mother」(2010)、「最高の離婚」(2013)、「カルテット」(2017)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021)など、長きにわたり数々の話題作を手掛けてきた。そんな坂元とNetflix合同会社が契約を結び、Netflixは、5年間に渡り、坂元の新作シリーズや映画を複数製作し、独占配信していくことを発表した。
今回の契約締結に際して、Netflixコンテンツ部門バイス・プレジデント坂本和隆は、「社会派作品から、軽快なコメディ、そしてラブストーリーと多種多様な傑作を、時代をこえて生み出し続けている坂元裕二さん。私を含め多くの方が、坂元さんの描く物語に心を動かされ、登場人物とともにその世界に深く没入していったことと思います。何よりも坂元さんの作品を待つ人は、日本のみならずグローバルにも多く存在します。そして、未だ語られていないストーリーを見つけ、全世界に届けていくことはNetflixのミッションです。 坂元さんが生み出すオリジナリティ溢れるストーリーテリングを、最高の制作環境で具現化し、世界中の視聴者にお届けできることを楽しみにしております。 Netflixは国内実写制作での更なる魅力的で充実したラインナップを目指してまいります。」とコメントを寄せた。
強力なタッグが送り出す作品の第1弾となるNetflix映画『クレイジークルーズ』は、坂元自身が「手がけた作品史上最大のスケール」と語る、豪華エンターテインメント作品となっている。
映画『クレイジークルーズ』は2023年、Netflixにて世界独占配信。
物語は、エーゲ海に向かう巨大な豪華クルーズ船・MSCベリッシマを舞台に、お客様からの注文に無心で仕えるバトラー・冲方優と、ある目的のために客船に乗り込んできた謎の女性・盤若千弦が、船上で起きた殺人事件の謎に迫っていくミステリー＆ロマンティックコメディ。
監督：瀧悠輔
脚本：坂元裕二
出演：吉沢亮、宮﨑あおい
企画・製作：Netflix
2023年 Netflixにて世界独占配信
公式サイト netflix.com/クレイジークルーズ
