Apr 22, 2018 interview

吉沢亮、面倒くさがりだけど好きな人には合わせる? “ママレード”な一面を明かす

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1000万部突破の大人気少女マンガ「ママレード・ボーイ」。ミステリアスだけど、どこか惹かれてしまう松浦遊を演じる吉沢亮に、今作でのプレッシャーや、共演者との撮影時の思い出、そして何度も読み返しているという愛読書についてたっぷりと話してもらった。今まで個性的な役柄を演じることが多かった彼が、初めて挑んだ“等身大”の役。だからこそ、劇中でもふと出てしまう“吉沢亮”の素顔は必見だ。

 

「女性の夢が詰まっている」原作の印象、初めてお互いが意識する名シーンの裏側

 

──絶大なる人気を誇る少女マンガの実写化になりますが、プレッシャーは感じましたか?

撮影当初に感じることはなかったんですが、公開が近づくにつれて、プレッシャーを感じるようになりました。原作ファンの方がどう思うのか、正直、不安です。

──原作コミックを読んで、どんなことを感じましたか?

女性の夢が詰まっていると思いました。でも、恋愛の話ですし、あまりキャラクターを作り込みすぎるとリアルじゃなくなってしまうかなと思って、原作も意識しながら、読んだ時に自分が感じたことを大事にしました。あと原作は、すべてにおいて、すごく“真っ直ぐ”だと感じました。恋愛に対する皆の気持ちがとても美しいんです。僕自身、20歳を超えて仕事の比重が大きくなればなるほど、こんなにも一生懸命に恋愛をすることって、もうないんじゃないかと思って、ハッとしました(笑)。

 

 

──こんなに恋愛に対して真っ直ぐにぶつかれること自体、憧れますよね。

そうですね。遊の立場になったとして、あんなにも愛してくれる(桜井日奈子演じる小石川)光希のような存在って、なかなか出会えないと思うんです。

──この作品は、読めば読むほど深みが増していきますよね。

そう思います。少女マンガって、二人が両想いになって付き合って終わりという話が多いと思っていたんです。でもこの作品は、そこからのお話なんですよね。恋から愛に変わっていく瞬間も描かれていて、さらに家族の話でもあるんです。人間の普遍的な部分がテーマとして描かれているので、ただの恋愛映画とは違うように感じました。

 

 

──今作で、遊と光希が意識し合う食卓のシーンは、とてもリアルでドキドキしました。

実はあのシーンは、台本にはない長回しのシーンだったんです。

──となると、遊でいる部分と、吉沢亮でいる部分が交錯しているということも…。

あのシーンは、二人が初めてお互いを意識した分、距離が離れた瞬間のシーンだったんです。5分くらい長回ししたことで、そのぎこちなさが上手く映像に出ているんですよね。逆にお互い意識している感じがすごく出ていて。一言も喋らず、それぞれお互いのことをやっている感じがとてもリアルですよね。「こういう気まずさと照れが一緒になることってあるな」と感じていました。

 

 

──そこは吉沢さんご自身の経験が反映されていたんでしょうか。

そうかもしれません。廣木(隆一)監督がキャラを作ることをあまり好まない方だったので、その場でどうやって僕が感じるかを大事にしてくださったんです。となると、どうしても“吉沢亮”が出てくるんですよ。その生っぽい感情を出しているシーンは、わりとあった気がします。