阿部サダヲ主演の『アイ・アム まきもと』として日本でリメイクされた事でも話題になった、ヴェネチア国際映画祭4冠『おみおくりの作法』のウベルト・パゾリーニ監督が贈る、余命わずかな父親とその息子の絆を描いた感動作、映画『いつかの君にもわかること』。
この度、予告映像&ポスタービジュアルが公開された。
予告映像では、父親のジョンが息子のマイケルに起こされる仲睦まじいシーンから始まる。いつものように手を繋ぎながら保育園へと登園をする2人だが、マイケルから「ぼくのママは?」と質問をされる。咄嗟に「ママは遠くへ行った」と答えたジョンだが、実はシングルファーザーとして、男手ひとつでマイケルを育てている。しかし、余命数か月の難病を抱えており、ソーシャルワーカーからは「養子の件は急いで進めましょう」と言われた通り、自分が生きている間にマイケルの里親を探さなければならなかった。
徐々に病がジョンの身体を侵食していく中、まだ幼いマイケルに対して、どんな生き物でもいつかは死んでしまうという事を教えていく。里親探しを続ける中、「あの子にはどんな家族がいいのか。もし間違ったら‥‥」と葛藤する日々を送るジョン。自分は息子の一番の理解者であり、どの里親が一番良いのかはすぐに分かると思っていたが、その確信は徐々に揺らいでいく。愛する息子とのかけがえのない残りの日々を過ごしていく中で、ジョンは最後にどのような決断を下すのだろうか‥‥。
映画『いつかの君にもわかること』は、2023年2月17日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開。
窓拭き清掃員として働く33歳のジョンは若くして不治の病を患い、残された余命はあとわずか。シングルファーザーとして男手ひとつで4歳のマイケルを育ててきた彼は、養子縁組の手続きを行い、息子の“新しい親”を探し始める。理想の家族を求め、何組もの“家族候補”と面会をするが、人生最大の決断を前に進むべき道を見失ってしまう。そんな彼は、献身的なソーシャルワーカーとも出会い、自分の不甲斐なさに押しつぶされそうになりながらも、息子にとって最良の未来を選択しようとするが‥‥。
監督・脚本:ウベルト・パゾリーニ
出演:ジェームズ・ノートン、ダニエル・ラモント、アイリーン・オヒギンス
配給:キノフィルムズ
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2023年2月17日(金) YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開