映画監督ジョン・ヒューストンの生誕120年を記念して、「生誕120年 ジョン・ヒューストン特集」が、2026年8月7日(金)より全国順次公開される。
名優ウォルター・ヒューストンを父に持つジョン・ヒューストンは、1941年にダシール・ハメット原作『マルタの鷹』で監督デビュー。1948年『黄金』でアカデミー監督賞・脚色賞を受賞し、父ウォルターに助演男優賞をもたらした。その後も『アスファルト・ジャングル』『白鯨』『荒馬と女』『ゴングなき戦い』『王になろうとした男』『女と男の名誉』など数々の名作や話題作を発表し、『枢機卿』や『チャイナタウン』など俳優としても活躍。半世紀にわたりアメリカ映画界に君臨した。
このたび、そんなジョン・ヒューストンの生誕120年を記念して特集上映が実施される。上映作品は、『アフリカの女王 4Kレストア』『赤い風車 4Kレストア』『火山のもとで』、そして日本一般劇場初公開となる『ワイズ・ブラッド』の4作品。
『アフリカの女王 4Kレストア』

第一次大戦中のアフリカ。イギリス人宣教師サミュエルと妹ローズは布教活動に励んでいたが、ドイツ軍の襲撃でサミュエルが急死。残されたローズはおんぼろ蒸気船「アフリカの女王号」で、酒浸りの船長チャーリーと共にドイツ軍への反撃を企てるが‥‥。本作でボガートが念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞。
出演:ハンフリー・ボガート、キャサリン・ヘプバーンほか
『赤い風車 4Kレストア』

19世紀末のパリ。キャバレー「ムーラン・ルージュ」で踊り子や酔客たちを描いていたロートレックは、ある夜、娼婦マリーを助けたことを機に同棲するようになるが、二人の関係は次第に破綻していく。愛を渇望しながらも愛を遠ざけてしまう孤独で偉大なる画家は、最期に何を見たのか。
出演:ブラッド・ドゥーリフ、エイミー・ライトほか
『火山のもとで』

第二次大戦前夜、「死者の日」で賑わうメキシコ。破滅的な日々を送る元イギリス領事ジェフリーのもとへ、一年前に出て行った妻イヴォンヌが突然戻ってきた。そこへジェフリーの腹違いの弟も現れ‥‥。イギリスの作家マルカム・ラウリーの代表作に挑み、自ら地獄へと向かう人間の業を描き出す。
出演:アルバート・フィニー、ジャクリーン・ビセットほか
『ワイズ・ブラッド』

除隊した青年ヘイゼル・モーツが帰還すると、実家に残されていたのは箪笥と墓標だけだった。彼は見知らぬ街で「キリストのいない教会」の布教を始め、盲目の説教師やその娘、無垢な青年といった奇妙な人々と出会う。やがてヘイゼルは狂気と絶望に囚われていき‥‥。ヒューストン後期の異色作にして呪われた幻の傑作。
出演:ブラッド・ドゥーリフ、エイミー・ライトほか
第一次世界大戦下のアフリカ、19世紀末パリ、1970年代アメリカ、第二次世界大戦前夜のメキシコ。それぞれ異なる時代と場所に生きる人々の姿を格調ある映像で綴りながら、その奥に息づく人間の衝動が静かに浮かび上がる。
「生誕120年 ジョン・ヒューストン特集」は、2026年8月7日(金)より全国順次公開。

半世紀にわたりアメリカ映画界に君臨したジョン・ヒューストンの生誕120年を記念し、日本一般劇場初公開作品を含む珠玉の4作品を特集上映。
配給:Stranger
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2026年8月7日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、Stranger ほか全国順次公開
公式サイト huston120