主演に前田拳太郎、ヒロインに久保史緒里を迎えた、近藤亮太監督(『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』)最新作、映画『巨頭オ』。このたび本作の主要キャストが発表され、あわせて予告映像が公開された。
2006年、インターネット掲示板に投稿された、わずか数行の体験談から始まった都市伝説「巨頭オ」。過去に旅行で訪れたある小さな村へ再び向かった投稿者が、道中で目にしたのは、そこにあるはずの村の名前ではなく「巨頭オ」と書かれた奇妙な看板。その先にあったのは、変わり果てた廃村と、異様に大きな頭を左右に振りながら迫ってくる、人間とも何ともつかない“何か”だった──。「巨頭オ」とは何なのか。その村で一体何が起きたのか。真相が明かされないまま終わる不可解な物語と、一度知ったら忘れられない異様なビジュアル、不気味な響きは人々の想像力を刺激し、さまざまな考察を呼びながら、約20年にわたって語り継がれてきた。そんな恐怖の都市伝説が、ついに映画化される。

監督を務めるのは、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』で日本ホラー界の新たな才能として注目を集めた近藤亮太。音、間、視線、そして“映ってはいけないもの”の気配までを恐怖へと昇華させる研ぎ澄まされた演出で、正統派Jホラーの系譜を受け継ぎながらも、新たな恐怖表現を切り拓く。
主人公・高尾春馬を演じるのは前田拳太郎。「仮面ライダーリバイス」で主演を務め、その後、劇場版アニメ『ふれる。』では主人公で声優デビュー、映画『栄光のバックホーム』など話題作への出演を重ね、Netflixシリーズ「喧嘩独学」にも出演するなど、活躍の場を広げ、本作で映画初主演を飾る。
そして、春馬とともに謎に迫る婚約者・田島詩穂は、「どうする家康」や『ネムルバカ』など、乃木坂46在籍時から俳優として映像・舞台の双方で活躍し、グループ卒業後の26年には大ヒット映画『ほどなく、お別れです』や主演映画『世界は美しいと誰かが言った』が公開中の久保史緒里が演じる。

さらに追加キャストが発表され、春馬と詩穂と「あの村」に向かう詩穂の弟、颯太役を「西郷どん」「ここは今から倫理です。」などで活躍する実力派の渡邉蒼が演じる。春馬たちが道中で出会う、不動産会社の社員・堀内涼真には、近藤亮太監督作品『〇〇式』にも出演し、舞台やCMで多彩な活躍を見せる吉田悟郎。堀内の部下、黒川彩香をドラマ「コントラスト」など出演する新進気鋭の俳優、中山ひなのが演じる。春馬の母・高尾奈々未には『うずまき』『呪怨』に出演する三輪明日美、謎多き村人・木戸修一役には『女優霊』『呪怨』シリーズ、『リング』などで知られる柳憂怜が名を連ねる。

このたび公開された予告映像は、「ずっと探してたんだ、その村を」という春馬の言葉から始まる。父が自分を連れて行こうとした場所を知るため、婚約者・詩穂とその弟・颯太とともに山奥へ向かう春馬。道中で出会った不動産会社の堀内と黒川も加わり、一行は「巨頭オ」と記された看板にたどり着く。
「ここに来てからずっと嫌な予感がしている」と怯える颯太。打ち捨てられた村、何者かが横切る気配、そして「オ‥‥オ‥‥」という奇妙な声に続き、「村内のみなさま ご準備をお願いします ありがとうございます」という異様な村内放送が響き渡る。テントに浮かぶ巨大な頭のシルエット、血を浴びる黒川、銃を手にした村人。そして、「その先に行ってはいけない」という警告の直後、詩穂の背後に現れる“あの”影──。20年間、謎に包まれてきた「巨頭オ」の世界を垣間見る、戦慄の予告映像となっている。
映画『巨頭オ』は、2026年12月25日(金)より全国公開。

20年前、父・哲也は仕事先で訪れた山奥の廃村から帰宅した後、異変をきたし、自ら命を絶った。幼い春馬の記憶には、何かに怯え、別人のように変わり果てた父の姿が焼きついていた。2026年。27歳になった春馬は、母の死をきっかけに、長年封印してきた父の死の真相と向き合うことになる。遺された日記を手がかりに調査を進める中で、春馬は各地で起きる不可解な失踪事件や、山奥の村で今なお続く謎の儀式の存在を知る。そしてその先で、春馬は“巨頭オ”と呼ばれる禁忌の怪異の存在に辿り着く。
監督:近藤亮太
出演:前田拳太郎、久保史緒里、渡邉蒼、吉田悟郎、中山ひなの、三輪明日美、柳憂怜
配給:ファインフィルムズ
©2026映画『巨頭オ』製作委員会
2026年12月25日(金) テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
公式サイト kyoto-o-movie