Jun 29, 2017 news

豪華キャストを集められる『銀魂』の魅力、そして、福田雄一監督の人間力

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第103回

話題の映画『銀魂』のジャパンプレミアが、6月28日にTOKYO DOME CITY HALLで行われた。

主演の小栗旬を筆頭に、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎と、若手からベテランまで実に豪華なキャスト陣が会場に姿を現すと、集まった大勢のファンからは割れんばかりの歓声が送られた。

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そして、そんな人気者たちを一つにまとめ上げたのが、本作のメガホンを執った福田雄一監督であった。

福田監督と言えば、『HK/変態仮面』シリーズや『勇者ヨシヒコ』シリーズなど、アドリブ満載、NGでもなんでも来いのコメディ作品を撮り続け、いつもこちら側に「笑い」を提供してくれる愛すべき存在だが、この日も奥さんから「(舞台挨拶で)20秒以上しゃべったら殺す」と脅されていたのにもかかわらず、福田監督は絶“口”調。ムロや佐藤らとともにハチャメチャなクロストークを展開し、場を大いに盛り上げていた。

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以前、菅田と新井とムロと佐藤も出演した『明烏 あけがらす』(2015年公開)という映画の舞台挨拶の時には、ムロと2人でしゃべりすぎてしまったため、主演を務めた菅田に一言もしゃべらせなかったことがニュースに取り上げられ、お叱りを受けたことのある福田監督だったが、そんなことは意に介さず、20秒以上しゃべりにしゃべりまくっていた。

ただ、『銀魂』の映画化に関しては、原作者の空知英秋氏もジャンプの連載が終わるまではと難色を示していたこともあり、「プレッシャーはありました」と吐露していた福田監督だったが、「深夜番組を撮る感じでババッと撮っちゃいました」と、あっけらかんと振り返ると、派手なアクションシーンについては、アクション監督を務めたチャン氏に任せっきりで我関せず状態だったようで、「Twitterか食べログしか見てなかったですよね」と、橋本が文句を言うと、小栗も「何がOKで、何がNGか分からなかったです(笑)」と、苦笑いを浮かべていた。

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さらに、撮影中に寝ていたことも暴露された福田監督は「寝てたら、剛(堂本剛)に水を掛けられて、『お前、寝とったやろ!』って凄い怒られました」と、この日は欠席となってしまったが、親友の堂本剛に懺悔していたのだった。

しかし、こんないい加減な感じの福田監督だが、何故か憎めないし、期待を裏切らない面白い作品を次々に撮ってくれる。そんな信頼感からか、会場にも福田監督を応援する団扇を持ったファンの姿も見られ、それを見つけた福田監督が駆け寄り「心の支えです」と固い握手を交わすも、すぐさまその団扇を佐藤に取り上げられ悲しい表情を浮かべる福田監督の姿も窺えた。

映画『銀魂』(ワーナー配給)

映画『銀魂』(ワーナー配給)は、宇宙人に支配された江戸で万事屋を営む侍、“白夜叉”こと坂田銀時とその仲間たちの活躍を描いた、空知英秋による大ヒットコミックを実写映画化した作品。

監督・脚本:福田雄一 出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、堂本剛 ほか

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。

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