Apr 19, 2017 interview

「もしこんな子(武田玲奈)が彼女だったら…」そんな思いを体験できるVR映画が誕生!ヒロイン役・武田玲奈インタビュー

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——高校生活がテーマの作品ということで、武田さん自身の学生時代のお話も少し聞かせてください。2013年12月の「第2のくみっきー!発掘オーディション」に合格して芸能界デビューを果たしていますが、それまでは地元の福島で普通に高校生活を送っていたんですよね。

そうです。高校1年生が終わったタイミングで上京して、2年生からは東京の高校に転校しました。地元の高校では常に仲良し3人組でいて、学校ではいつも一緒で、放課後はバイトをして、みたいな普通の子でした。3人でいるときも、テンション高い日もあるけど、静かなときは無理に話さなくても気まずくない、みたいな。クラスの子ともフワーッとみんなで仲良くしていて。のんびりと平和に過ごしていました。中学のときはソフトテニス部に入っていて、毎日部活ばかりしていて、土日も練習だし、大会に出たりもしていたのでキラキラした恋愛どころではなかったんですけど(笑)。

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——オーディションを受けたということは、もともとこういう世界に憧れがあったんですか?

東京への憧れはずっと持っていました。中学生くらいからファッション誌を読んでいて、私もかわいいお洋服を着て雑誌に出られるモデルさんになりたいなーというぼんやりとした夢があったので、オーディションに受かったときは本当にうれしくて涙が止まりませんでした。なので、高校の途中で福島から上京してひとり暮らしをするという選択に対しても『なんとかなるー!』くらいの気持ちで(笑)。

——武田さんは東京に憧れていたからこのチャンスを逃したくないという気持ちだったでしょうけど、ご両親は心配したんじゃないですか?

そうですね、やっぱり母は『地元の高校を卒業してからでも遅くないんじゃない?』と言っていました。でも上京するまでは、福島から学校のない土日のみ、東京へ来てお仕事をしていた状況だったので、本格的にこのお仕事をするためには上京したほうがいいと思って。両親も最終的には応援してくれました。

——グラビア、ファッションモデル、女優、それぞれどういう気持ちで現場に臨むことが多いですか?

グラビアは、素の自分が一番出ている気がします。というのも、私が撮っていただくグラビア撮影ってあまりポーズや表情の指定がなくて。スタッフさんがシチュエーションを用意してくださるので、私はその場面場面で楽しんでいるところを撮ってもらっている感覚なんです。素の私を切り取ってもらい、作品にしていただいている、みたいな。ファッションモデルのときは、やっぱり主役は洋服なので、いかに洋服がきれいに見えるか、シルエットを生かすためにはどういうポージングが良いのかっていうのは考えます。表情も、その時々のスタイリングやページのコンセプトで求められるものが違うので、スタッフさんとコミュニケーションを取りながら進めていくことが多いかな。