May 03, 2026 news

北村匠海×宮沢りえ×永瀬正敏 内山拓也監督 最新作 映画『しびれ』 特報映像&本ポスタービジュアル公開

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注目の若手監督・内山拓也が、『佐々木、イン、マイマイン』よりも前から執筆を続けてきた構想十余年のオリジナル脚本を映画化した『しびれ』。このたび本作の特報映像と本ポスタービジュアルが公開された。

本作の主人公は、日本海沿いの町に暮らす少年、大地。彼は幼少期に暴君のようだった父の影響から言葉を発しない。今は母の亜樹と暮らしているが、夜の仕事で生計を立てざるを得ない亜樹はほとんど家に帰らず、生活は苦しい。やがて亜樹と共に叔母の家に身を寄せるが、どこにも居場所はなく、ひとりで過ごしては内気になっていった。大地は父の行方を求めて生家を訪ねることを決意。これを境に、彼の運命は大きく揺らいでいく‥‥。心のよるべなき貧困、誰にも見つからぬように生きる孤独の中のささやかな救い、母への複雑な感情。流されるままに生きているようで、歩みを止めない大地。本作は、そんな彼がかすかな光を手繰り寄せ、息をのむような大きな愛を知るまでの20年間を、少年の姿を追い続け、リアリズムに根ざした視点で綴る。

新藤兼人賞をはじめ数々の映画賞新人賞を席巻した『佐々木、イン、マイマイン』、続く『若き見知らぬ者たち』と、 これまで“現実に抗いながらも何かを掴もうとする若者の青春”を見つめてきた内山拓也監督。本作は、内山監督の故郷である新潟を舞台に、居場所とアイデンティティを模索する少年の物語を自伝的作品として描く渾身の一作だ。

昨年11月に開催された第26回東京フィルメックスでは、日本作品で唯一、コンペティション部門に選出。マティアス・ピニェイロ監督ら審査員から「静寂と変化、柔らかさと硬さが内包され、バランス感覚に満ちた映画である」と評され、審査員特別賞を受賞。そして、今年2月に開催された、世界三大映画祭の一つであるベルリン国際映画祭では、パノラマ部門に正式出品され、ベルリン国際映画祭ディレクターのマイケル・シュトゥッツから「観る者の心に長く余韻を残す作品」と高く評価された。

このたび公開された特報映像では、一切セリフが発せられない。車を走らせる主人公・大地(北村匠海)を捉えた映像から始まり、大地が後ろを振り向いたその後は、子供の頃の過去の大地の記憶の断片が映し出されていく。鏡台の前に座り、ビール片手に夜の仕事へと出かける準備をする母・亜樹(宮沢りえ)の横顔。そして、その準備を手伝う子供の頃の自分。波が荒れ狂う日本海。母の不在時、生き延びるためにあてどなく歩いた景色‥‥。そして、母と二人きりで過ごせた僅かな時間。大地の20年間の断片が映し出されている。

あわせて公開された本ポスタービジュアルは、大地と母・亜樹が二人、物語の舞台となる新潟の海岸にて、寄り添い、まっすぐ前を見つめている姿が写し出され、2 ⼈が刹那的な幸福を噛み締めている瞬間が切り取られている。

また、既に発表されていた、北村匠海、宮沢りえ、永瀬正敏、榎本 司、加藤庵次、穐本陽月、赤間麻里子に加え、追加キャストとして、亜樹の恋人役で奥野瑛太、大地と亜樹の暮らしに関わる建設会社の社長役で赤堀雅秋の出演も発表された。

映画『しびれ』は、2026年9月25日(金)より全国公開。

作品情報
映画『しびれ』

日本海沿いの町に暮らす少年、大地は、幼少期に暴君のようだった父の影響から言葉を発しない。今は母の亜樹と暮らしているが、夜の仕事で生計を立てざるを得ない亜樹はほとんど家に帰らず、生活は苦しい。やがて亜樹と共に叔母の家に身を寄せるが、どこにも居場所はなく、ひとりで過ごしては内気になっていった。大地は父の行方を求めて生家を訪ねることを決意。これを境に、彼の運命は大きく揺らいでいく。

監督・原案・脚本:内山拓也

出演:北村匠海、宮沢りえ、榎本司、加藤庵次、穐本陽月、奥野瑛太、赤堀雅秋、赤間麻里子、永瀬正敏

配給:NAKACHIKA

©2025「しびれ」製作委員会

2026年9月25日(金) TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国公開

公式サイト shibire.jp