映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の特報映像が公開され、安藤サクラをはじめドラマでもお馴染みの豪華実力派キャストの続投が発表された。
2016年4月期に放送された連続ドラマ「ゆとりですがなにか」は、「野心がない」「競争意識がない」「協調性がない」と揶揄され“ゆとり世代”と社会から括られたアラサー男子3人、岡田将生演じる坂間正和、松坂桃李演じる山路一豊、柳楽優弥演じる道上まりぶが、仕事に、家族に、恋に、友情に、迷い、あがきながらも懸命に立ち向かうストーリーが高い評価を受けた。
そんなドラマがついに映画化される、映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』では、主演の3人はもちろん、監督の水田伸生、脚本の宮藤官九郎も続投。この度、そのほかのドラマキャストの続投も発表された。
岡田演じる坂間正和の嫁で、結婚を機に退職し現在は2児の母で坂間酒造の経理として家族を支える坂間茜役に安藤サクラ。正和が勤めていた食品会社の後輩で、現在は店長兼エリアマネージャーだがマイペースなゆとりモンスター・山岸ひろむ役に仲野太賀。柳楽演じる道上まりぶの父親で、フリーカウンセラーの傍らレンタルおじさんとして老若男女の相談に乗る麻生厳を、吉田鋼太郎が演じる。
そのほか、島崎遥香、中田喜子、髙橋洋、青木さやかが引き続き坂間家の面々を演じ、松坂演じる山路一豊のクラスで教育実習生だった佐倉悦子役の吉岡里帆もドラマに続き出演する。
【コメント】
▼安藤サクラ
最初の撮影から約7年。茜ちゃんも私も母になりました。こうやって共に歳を重ねながら演じていると、みんな役柄とはいえ、たまに会う親戚のような存在になってきました。だからまた彼女に会うことができて、あの3人に会うことができて嬉しかったです。スタッフの皆さんとも再会し、水田監督のもと大切な友達とまたお芝居ができて、胸がいっぱいになりました。この3人が集まれば間違いない、最強の3人組です。ぜひ映画館でご覧ください!
▼仲野太賀
「ゆとりですがなにか」という作品には思い入れしかありません。まさか映画化が決まって水田組のスタッフの皆さん、素敵なキャストの皆さんと再会できるなんて。本当に嬉しかったです。宮藤さんが書き下ろした脚本は、何がどうしてこうなった!?という驚きの展開の連続。そしてなんて社会派なこと。なのになんでこんなに笑えるんだろう。
岡田さんをはじめとする先輩方の肩のぶん回しっぷりも最高です!!驚くほどすんなりと山岸に戻れた自分にもビックリしています。それはそれでどうなんだろう(笑)。はやく皆様に観ていただきたいです。お楽しみに!!
▼吉田鋼太郎
TV版を撮り終えてからもう随分経つわけですが、久しぶりに再会したゆとりチームは全く久しぶりという感じがせず、一瞬であの頃に引き戻されました。勿論ゆとり達はそれなりに年を取り、あの頃よりも更にハードな人生に立ち向かっている訳ですが、やはり相変わらずゆとりはゆとりで、むしろ年を取った分ゆとりさ加減に磨きがかかってきたと言うか、ポンコツさと、愛おしさが増し増しになっているようです。Z世代の台頭によりゆとりはもはや死語となった感はありますが、ゆとり世代は今確実に社会で活躍の場を広げています。あの頃、ある揶揄と嘲笑を持って語られていたゆとり達は今社会の中心に居るはずですが、それでもやっぱりゆとりはゆとりで、ポンコツで愛しい奴らである事に変わりはないようです。 更にポンコツさと愛しさを身につけたゆとり達のゆとりぶり、どうぞ心ゆくまでお楽しみ下さい。
映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』は2023年10月13日(金)より全国公開。
「野心がない」「競争心がない」「協調性がない」“ゆとり世代”。かつて勝手にそう名付けられた男たちも30代半ばを迎え、それぞれの人生の岐路に立たされていた。夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ。Z世代、働き方改革、テレワーク、多様性、グローバル化‥‥彼らの前に、想像を超える新時代の波が押し寄せる!
監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎
出演:岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉田鋼太郎ほか
配給:東宝
©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2023年10月13日(金) 全国公開
公式サイト yutori-movie.jp/