シリーズ累計35万部を突破した森田碧によるベストセラー小説が、Netflix映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」として、主演に永瀬廉を迎えて実写映画化される。
原作は、小説投稿サイトに投稿で編集者の目に留まり、タイトルで筋がほぼわかってしまうにもかかわらず号泣する、と評判を呼んだベストセラー小説。監督を務めるのは『ホットロード』『今夜、世界からこの恋が消えても』など青春恋愛映画の名手と呼び声の高い三木孝浩。
脚本は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で三木監督とタッグを組み、『君の膵臓をたべたい』などのヒット作を生みだしてきた吉田智子。音楽は、『今夜、世界からこの恋が消えても』でも三木監督とタッグを組んだ亀田誠治が担当する。
主演を務めるのはNetflix作品初参加となる永瀬廉。突然余命を宣告され、色々なことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会い、再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人役を演じる。またヒロイン・桜井春奈役には、Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」でフレッシュな演技を魅せた出口夏希が抜擢された。
【コメント】
▼永瀬廉
限られた時間のなかで一途に想い合う秋人と春奈が眩しく、その儚さに引き込まれました。期限付きの恋だからこそ、自分の余命を隠して春奈のためだけに献身を貫く日々は何よりも尊い時間で、そんな秋人の持つ優しさや強さを精一杯演じさせて頂きました。Netflixのグローバルな舞台に初参加で初主演というプレッシャーもありますが、人を愛する物語は国を問わず誰しもがきっと共感してもらえるものだと思います。互いに余命があるこの純真なラブストーリーを早く世界の皆さんに届けたいです。
▼出口夏希
原作を読ませていただいて、涙がとまりませんでした。 でも、春奈としての最後の人生はとても輝いていて、悲しいというより、幸せだったんだな。という印象でした。 そこをどう表現したらいいのか、とてもとても考えました。 余命宣告されたふたりが残された時間を必死に生きていく姿を見守ってください。
▼三木孝浩監督
この作品は命の短さ、儚さを悲しむのではなく、たとえ一瞬でも誰かを心から想えたことそのものが愛おしく、恋の痛み苦しみさえも生きた証として人生の輝きになることを感じられるような物語として描きました。素敵なキャストの皆さんが全身全霊で想いを注いだこの作品を観て、少しでも多くの方が胸焦がしていただけたら嬉しいです。
映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』は、2024年 Netflixにて世界同時配信予定。
美術の才能に溢れ、二科展の入選を目指していた早坂秋人は、心臓に腫瘍がみつかり余命一年を宣告される。感情を押し殺しながら、毎日を淡々とやり過ごしていたある日、病院の屋上で絵を描く桜井春奈と出会う。自分が描いた美しい絵を、「天国。もうすぐ私が行くところ」とつぶやき、初対面の人間に「あと半年の命」とさらりと言う春奈に、秋人は次第に心惹かれていく。春奈には自分の病を隠し続け、大切な人のために必死になることで、秋人の残された無機質な時間に彩りが生まれていく。
監督: 三木孝浩
原作: 森田碧「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」(ポプラ社刊)
出演: 永瀬廉、出口夏希
制作: 日活 ジャンゴフィルム
2024年 Netflixにて世界同時配信予定