新進気鋭の映画レーベル、NOTHING NEWによる初の長編アニメーション作品、映画『我々は宇宙人』。このたび本作の新キャストと主題歌情報が発表され、あわせて本予告映像が公開された。
本作は、“才能が潰されない世の中”を目指して誕生した映画レーベル・NOTHING NEWによる初の長編アニメーション作品であり、第79回カンヌ国際映画祭監督週間でのワールドプレミア上映、さらにアヌシー国際アニメーション映画祭2026長編コンペティション部門(2026 Feature Films: Official)への選出を果たすなど、公開前から世界的な注目を集めている。



企画・脚本・監督を務めたのは、YOASOBI『優しい彗星』などを手がける29歳の新たな才能・門脇康平。門脇監督が生み出す写実的で未体験の映像表現と、美しいだけで終わらせない緻密な世界観は、アニメファンのみならず、世界中の人々に衝撃を与えている。
そして主人公の内気で普通の青年“翼”と、人気者で特別な存在“暁太郎”。二人に声を吹き込むのは、映像業界からオファーの絶えない、超実力派スターの坂東龍汰と岡山天音。さらにこのたび新キャストとして、山﨑天(櫻坂46)と松井ケムリ(令和ロマン)の参加が発表された。

翼と一番家が近いクラスメイトの“小夏”役を務めるのは山﨑天。櫻坂46副キャプテンで、ファッション誌『ViVi』専属モデルとしても存在感を放つほか、CM出演など多方面で活躍、多くの人を魅了する表現力で注目を集める山﨑は、本作で声優初挑戦。
また、翼の友達で暁太郎の密かなファンである“バタ原”役には松井ケムリ。令和ロマンとしてM-1グランプリをはじめ数々の賞レースを制し、いま最も勢いのある若手芸人の一人である松井ケムリ。慶應義塾大学出身の知性と、卓越した話芸を武器に、バラエティからラジオ、MCまで幅広く活躍している。
門脇監督は2人の起用に対し、「小夏というキャラクターを完成させるのには、他のキャラクターと比べて一番時間がかかりました。これから世に出るアニメ映画のヒロインとして、新時代のヒロイン像になってほしいという気持ちが強く、自分自身としても思い入れのある存在です。そんな中で、山﨑天さんのライブでのパフォーマンスや普段のご活躍を拝見し、「彼女こそ新時代のヒロイン像になるんじゃないか」と直感したのを覚えています。バタ原は、とにかく愛されてほしいキャラクターです。この映画において、彼のような癒やしの存在がどれだけ大切かは、本編を観ていただければ分かっていただけると思います。一方で、見た目の個性が強い分、声に一番悩んだキャラクターもまたバタ原でした。笑い声を聞いたら思わずつられて笑ってしまうような声であること。そして、子ども時代から成長して大人になった彼としての説得力もあること。その両方が必要でした。そうやって悩んでいた時に、スタッフからふと名前が挙がったのが、松井ケムリさんでした。バタ原の姿を思い浮かべながら改めて声を聞いてみたら、あまりにもハマり役でびっくりしたのを覚えています。その日のうちに「ぜひお願いしたい」とご連絡させていただきました。」と語っている。

さらに、主題歌を務めるのは、透明感と深い余韻を併せ持つ歌声で、聴く者の記憶にそっと触れるような音楽を届けてきたadieu。映画・ドラマ・舞台など幅広い表現活動を行う上白石萌歌がadieu名義で紡ぐ繊細な歌世界が、本作の感情をより豊かに照らし出す。

あわせて、adieuが歌う主題歌「ささくれ」(作詞・作曲Yaffle)を使用した本予告映像も到着。小学生の頃、暁太郎が「相棒にならない?」と翼に声をかける、その一言から全ては始まった。帰り道の会話や意味のない遊び。世界が二人だけのものだった頃の、まぶしくも脆い時間が描かれる。永遠に続くと思われたその記憶が、舞い落ちる雪が水に変わるかのように、少しずつすり替わっていく。


大人になった二人の姿が差し込まれるたび、かつての光景は少しずつ別の意味を帯びていく。暁太郎が静かに放つ「覚えてないでしょ」という言葉。そして翼の手からこぼれ落ちる手紙。「これは青春物語なのか」「消したい記憶なのか」という対照的な言葉が、二人の30年間を静かに示す。
確かだったはずの友情は、どこで形を変えたのか──その“輪郭だけ”を観客の前に置いていく。30年という長い時間の中で、二人が何を抱え、何を失ったのか。青春のきらめきと痛みが同時に立ち上がる本作の核心に迫る本予告映像となっている。


映画『我々は宇宙人』は、2026年9月25日(金)より全国公開。