May 01, 2024 news

シュー・グァンハン&道枝駿佑 藤井道人監督がこだわった、真っ白に輝く雪景色が印象的なシーンが公開 映画『青春18×2 君へと続く道』

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『余命10年』の藤井道人監督の最新作で、監督初の国際プロジェクト、日台合作映画『青春 18×2 君へと続く道』。この度、日本で一人旅をする、シュー・グァンハン演じる主人公 ジミーと、道枝駿佑演じる、18歳のバックパッカー幸次を乗せた電車が大雪原に入る、美しい景色を映し出した本編映像が公開された。

本作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作とし、【日本×台湾】【18年前×現在】を舞台に紡がれる、切なくも美しいラブストーリー。台湾の超人気スター俳優 シュー・グァンハンと、日本の若手実力派 清原果耶がダブル主演を務める。

人生につまずいたジミーは、18年前に出会ったアミとの“忘れられない初恋の記憶”と“果たせなかった約束”を胸に、日本への一人旅を決意する。東京から鎌倉・長野・新潟・そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で出会う様々な人々との交流をきっかけに、止まっていたジミーの時間が少しずつ動き出す。

この度公開された映像は、長野県長野市と新潟県長岡市を繋ぐ、JR飯山線で出会ったジミーと幸次の会話から始まる。自身が台湾でアミ(清原果耶)と出会った18歳の頃を思い出しながら、「一人旅、すごいですね。」と話しかけるジミーに「よく旅って自分探しって言うじゃないですか?でも、自分は自分だし、1回きりの人生思いっきり楽しみたいんすよね、俺は」と屈託のない笑顔で答える幸次。

トンネルの出口に近付くと、幸次がジミーを運転室前に連れていき「3・2・1」とカウントダウンを始める。その瞬間、あたり一面に広がる真っ白に輝く雪景色。雪が降らない台湾で生まれ育ったジミーは、「ずっと見たかった」という大雪原を前に言葉にならない感動を噛みしめながら、18年前にアミと一緒に観た岩井俊二監督の映画『Love Letter』のことを思い出す。

この印象的なシーンは、実際に運行している電車に乗って、数十秒しかないトンネル内での限られた時間で撮影された。藤井監督は、「僕たちはジミーのように実際に電車に乗って旅をしました。乗り換えで 40 分待ちなんてざらですし、雪が降ったら電車も止まる。そうした体験を出来たことで、ドキュメンタリースタイルで日本パートを撮影できました。とにかくリアルにこだわったルートになっているので、公開後に“聖地巡礼”を楽しんでください」とJR東日本全面協力のもと実現した本作への自信をコメントした。

映画『青春18×2 君へと続く道』は、2024年5月3日(金)より全国ロードショー。

作品情報
映画『青春18×2 君へと続く道』

高校生・ジミーのバイト先に現れた日本から来た4つ年上のバックパッカー・アミ。ひと夏を同じ店で働き過ごすことになった2人だったが、次第にジミーはアミに淡い恋心を抱いていく。夜道をバイクで2人乗りしたり、映画を観に行ったり、2人の距離は縮まっていったが、突然、アミが日本に帰ることに。気持ちの整理がつかないジミーに、アミは“ひとつの約束”を提案する。時が経ち、あるきっかけで久々に実家を訪れたジミーは、日本に戻ったアミから18年前に届いたハガキを見つける。初恋の記憶がよみがえったジミーは、過去と向き合い、今を見つめるため、初めての日本での一人旅へ。アミとの思い出の曲を聞きながら列車に乗り、ジミーが向かうのは彼女の故郷。ジミーはアミとの再会を果たせるのか。

監督・脚本:藤井道人

原作:「青春18×2 日本慢車流浪記」

出演:シュー・グァンハン、清原果耶、ジョセフ・チャン、道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳

配給:ハピネットファントム・スタジオ

©2024「青春 18×2」Film Partners

2024年5月3日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

公式サイト seishun18x2