役所広司が第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した、ヴィム・ヴェンダースの新作映画『PERFECT DAYS』。この度、本作の日本公開決定が発表された。
『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』など、数々の傑作を世に送り出し続けてきた名匠ヴィム・ヴェンダース。彼が長年リスペクトしてやまない役所広司を主演に迎え、東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた本作。
ヴェンダースが、日本の公共トイレのなかに small sanctuaries of peace and dignity（平穏と高貴さをあわせもった、ささやかで神聖な場所）を見出し、清掃員の平山という男の日々の小さな揺らぎを丁寧に追いながら紡ぐ。
また、10月23日より開催される第36回東京国際映画祭の審査委員長としてヴィム・ヴェンダース監督が来日することを記念して、10月24日から特別先行上映も行われる。
映画『PERFECT DAYS』は、2023年10月24日より特別先行上映。12月22日(金)より全国ロードショー。
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山は、静かに淡々とした日々を生きていた。同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。その生き方は美しくすらあった。男は木々を愛していた。木々がつくる木漏れ日に目を細めた。そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。
監督：ヴィム・ヴェンダース
出演：役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和
配給：ビターズ・エンド
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2023年12月22日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
(10月24日～特別先行上映)
公式サイト perfectdays-movie
