Sep 01, 2026 news

ノーラン監督の悲願! 映画史上初 全編IMAX撮影の舞台裏とは? 映画『オデュッセイア』 特別映像公開

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アカデミー賞監督クリストファー・ノーランの最新超大作、映画『オデュッセイア』。このたび本作の映画史上初、全編IMAX撮影の舞台裏に迫る新たな特別映像が公開された。

世界中がその動向に熱い視線を注ぐクリストファー・ノーラン監督の最新作である本作は、ノーラン監督の前作でアカデミー賞作品賞に輝いた『オッペンハイマー』のオープニング週末興行収入をも凌駕する、驚異的なスタートを切った。全米映画ランキングでは初登場1位を獲得し、2026年実写映画No.1のスタートを樹立。ノーラン監督作品および主演マット・デイモン作品としても過去最高の成績をたたき出した。さらに、2週連続全米映画ランキング1位を獲得。今年のハリウッド映画の興行収入トップ5入りを果たしている(2026年7月27日 Box Office Mojo調べ)。2026年8月9日(日)には全世界興収が11億480万ドル(約1860億円)を記録、『ダークナイト ライジング』を上回り、ノーラン作品史上1位となった。

さらに、IMAX興収にいたっては『アバター』を上回る2億8900万ドル(約476億8500万円)を記録、IMAX歴代最高の興行収入となった(2026年8月10日 IMAX Corporation調べ)。8月23日(日)には、全米興収がノーラン作品全米興収最高記録だった『ダークナイト』の5億3498万ドル(約866億円)を上回る、5億3910万ドル(約873億円)を記録(2026年8月24日 Box Office Mojo 調べ)。世界・全米ともにノーラン史上最高を獲得し、名実ともにノーラン史上最高傑作となった。そして、2026年8月30日(日)には世界興収が15億ドルを突破している(15億5260万ドル/約2515億円)。
※1ドル=162円換算

16歳の頃にIMAX映像に魅了されて以来、全編IMAXカメラでの映画製作を熱望してきたノーラン監督。そもそもIMAXとは、通常の映画フィルムを凌ぐ規格外の巨大フィルムや専用の高性能カメラを用い、視野一面を覆い尽くす圧倒的な大スクリーンと極上の音響システムで上映する最高峰の映像フォーマット。世界が注目するノーラン監督を長年魅了し続けるそのシステムは、観客に映画の中に解き放たれたかのような究極の没入体験をもたらすことでも知られている。

このたび公開されたのは、そんな本作の貴重な撮影現場風景と、豪華キャスト陣のインタビューを捉えた特別映像。映像の中で、主人公オデュッセウス役のマット・デイモンが「僕の役者人生の中で最大規模の作品だ。100年前の撮影現場のようだった。カメラはIMAXだけどね」と語る通り、本作ではCGだけに頼らず、実在するロケーションにリアルなセットを組み上げ、全編IMAXカメラでの撮影が敢行されている。

かねてより、カメラが現実を捉えるスペクタクルの力強さと現代VFXの表現力を融合させることで、これまでにない強度と臨場感を生み出すことに挑んできたノーラン監督。『ダークナイト』を皮切りに作品を重ねるごとにIMAX撮影の比重を高めてきたが、これまで最大の障害となっていたのがカメラが発する大きな動作音だった。大音量ゆえに俳優のアップや静かな会話劇の撮影が困難を極めており、ペネロペ役のアン・ハサウェイも「初めてIMAXカメラで撮影した時“音が大きい!”と驚いた」と振り返り、テレマコス役のトム・ホランドも「あの動作音が現場に鳴り響くんだ。気が散るなと思ってたら“ブリンプ”が登場した」と語るほど。

「全編IMAXで撮るなら『オデュッセイア』で実現するしかない」と意を決したノーランはIMAX社へ打診。「カメラの動作音を抑えて音声を同時録音できる装置を作ってくれたら、新作を全編IMAXカメラで撮る」と約束を交わし、IMAX社の技術陣が開発に挑戦。カメラ全体をまるごと閉じ込めて駆動音を遮断する、超軽量なカーボン製の防音装置「ブリンプ(小型飛行船の意味)」を備えた新世代IMAXカメラ(通称“ザ・キーリー”)が完成した。これにより、アクションのみならず繊細な会話劇も同じ最高峰フォーマットで撮影するという、映画史上初の快挙を成し遂げた。

しかし、ブリンプを装着したIMAXカメラは約135kgで持ち運びや設置も困難を極め、巨大な装置ゆえに、俳優たちが目線を定める際にも問題が発生。それでもノーラン監督やスタッフ陣がひるむことはなく、過酷な現場であっても6人の専任チームがどこへでもブリンプ仕様のカメラを担ぎ込み、演技中に俳優同士が自然にお互いの姿を確認できるよう鏡を設置する工夫も凝らして、見事に課題をクリアしていったという。

ノーラン監督作品『ダンケルク』や『オッペンハイマー』でアカデミー賞撮影賞に輝き、本作でも撮影監督を務めるホイテ・ヴァン・ホイテマは、「IMAXカメラは偽らない。この物語は間違いなくIMAXで伝えるべきだ。他の選択肢は考えられなかった」と語り、「嘘をつかないカメラで、とんでもない深みと解像度をもたらします。有機的な映像の最高傑作です。」と、その圧倒的な描写力への絶対的な信頼を明かしている。

撮影は、モロッコ、ギリシャ、イタリア、アイスランド、スコットランド、アメリカと世界6カ国におよぶ大規模なロケーションで敢行。荒れ狂う大海原、どこまでも続く密林や草原、燃え盛る戦火の街、そして恐ろしい怪物が潜む洞窟‥‥。巨大なスケールで組み上げられたリアルなセットと本物の自然風景が、進化した最高峰IMAXカメラによってスクリーンに焼き付けられている。世界的撮影監督ヴァン・ホイテマの手腕、そして主演級キャスト陣の熱演が融合し、ノーラン監督が長年熱望してきた“映画体験の到達点”とも言える唯一無二の映像空間が完成した。

ノーラン監督は公開を心待ちにするファンへ向けて、「観客の皆さんはIMAXで鑑賞すれば、カメラに収めた映像をそのまま楽しむことができる。鮮明な映像を楽しみ、包み込まれるような没入型の体験もできるはずだ。大きなネガを用いて撮影したから、IMAXだけでなく、すべてのフォーマットでシャープな画質を堪能できるよ」とメッセージを寄せている。

映画『オデュッセイア』は、2026年9月4日(金)よりIMAX先行上映。9月11日(金)より全国公開。

作品情報
映画『オデュッセイア』

「オデュッセイア」は、古代ギリシャの詩人ホメロスによって書かれた英雄譚であり、西洋文学の金字塔にして世界最初の物語のひとつとして知られている。
トロイア戦争の終結後、主人公オデュッセウスは、家族の待つ故郷へ帰還を目指す。しかし彼の前には、荒れ狂う海、怪物、そして神々の介入など容赦ない試練が立ちはだかる。
本作は、10年にも及ぶ主人公の壮大なる旅と冒険、その行く手を阻む数々の困難を描いた叙事詩である。

監督・脚本:クリストファー・ノーラン

出演:マット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン

配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画

2026年9月11日(金) 全国公開

公式サイト odyssey-film.jp