Oct 01, 2026 news

憤り、不安、諦め‥‥ 黒木華らキャスト陣のアンサンブルで繊細な感情をすくい取る 映画『日曜のあと』 本予告映像公開

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『わたし達はおとな』『ほつれる』の加藤拓也監督が、主演に黒木華を迎えた最新作、映画『日曜のあと』。このたび本作の本予告映像が公開された。

本作の主人公は、妊娠し新たな人生の節目を迎えた麻衣。夫の洸一と、お互いに望んだ幸せであるはずなのに、言葉にできない何かが二人の間に置かれたまま、旅先での5日間が始まる‥‥。

第31回釜山国際映画祭のコンペティション部門に選出され、国内外で注目を集める本作。監督・脚本を手掛けたのは、劇作家・演出家の加藤拓也。加藤は2023年、長編2作目の映画『ほつれる』で、第45回ヨコハマ映画祭〈森田芳光メモリアル新人監督賞〉、第45回ナント三大陸映画祭コンペティション部門〈DISTRIBUTION SUPPORT AWARD〉を受賞し、さらに2024年にはスペインのバレンシア国際映画祭で最高賞〈Luna de Valencia〉に輝くなど、その作家性が国内外で高く評価されてきた。

主人公・麻衣を演じるのは黒木華。2014年に『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞し、若くして国内外で高い評価を受けた才能が、作品ごとに表現を重ねる中で育まれた深みをまとって現れている。その夫である洸一には、加藤の手がける舞台でたびたび主演を担い、作品の顔として劇中世界を支えてきた橋本淳。両者の呼応が、繊細なズレの積み重ね、徐々に高まっていく緊張感、引き返せない思いの発露までを、一片の綻びも許さない密度で紡ぎあげた。

加えて、彼女らの危機に立ち会う麻衣の叔母夫婦には吉田羊と古舘寛治。また、Netflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』(24)の原案を担当した俳優の今井隆文が、本作にて初めて映画の企画・プロデュースを担当。「夫婦」という最も身近で、最も複雑な人間関係を描く、加藤拓也監督の新たな最高傑作が誕生した。

このたび公開された本予告映像は、マタニティフォトの撮影で幸せそうな笑顔を浮かべる麻衣のカットから始まる。2人は山と湖に囲まれたリゾートホテルで数日を過ごすことに。「本当に調べてよかったと思う?」と不安な気持ちを口にする麻衣が映し出される一方で、洸一が「なるべく普段通りにしようよ」と諭す場面も。さらに、鏡越しに対立する麻衣と洸一、麻衣の叔母夫婦を交えた食事の場で麻衣の抑えていた感情があらわになり、由美に一蹴されるシーンや、本音を飲み込み、諦めに近い表情で洸一に「もうわかった、ありがとう」と伝える麻衣を捉え、言葉にできない夫婦間のズレが徐々に膨れ上がっていく様子を、静謐で美しい風景とともに、繊細に切り取っている。

映画『日曜のあと』は、2026年11月20日(金)より全国公開。

作品情報
映画『日曜のあと』

山と湖に囲まれたリゾートホテルで、不妊治療の末に子供を授かった麻衣(黒木華)と洸一(橋本淳)は旅先でのひとときを楽しむつもりだった。翌日には麻衣の叔母である由美(吉田羊)と哲也(古舘寛治)の夫婦も合流し、麻衣と洸一は叔母夫婦に妊娠を伝えようとしていたが、一転、二人は発表に慎重な様子を見せる。二人の間に置かれた言いづらい気持ちが月曜日に向かって段々と膨らんでいく。

監督・脚本:加藤拓也

出演:黒木華、橋本淳、古舘寛治、吉田羊

配給:ラビットハウス、コムデシネマ・ジャポン

©2026 映画「日曜のあと」製作委員会

2026年11月20日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開

公式サイト nichiyonoato.com