Aug 30, 2023 news

宮﨑あおいが語りを担当 88歳「魔女の宅急便」の作者に密着したドキュメンタリー 映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』

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「魔女の宅急便」の作者として知られる、児童文学作家・角野栄子の日常に4年にわたって密着したドキュメンタリー、映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』が公開される。語りは、宮﨑あおいが担当する。

鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマーク。一方、5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、34歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながら、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えてきました、作家・角野栄子。

代表作『魔女の宅急便』が世界的ロングセラーとなり、2000年には紫綬褒章、2014年に旭日小綬章を受章。2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人3人目として受賞するなど、世界的作家であり、“想像力こそ、人間が持つ一番の魔法”と語る角野栄子とはどういう人物なのか?88歳のキュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって今もなお、夢いっぱいな物語を生み出す秘訣とは。

本作は、2020年から2022年にかけて NHK Eテレにて全10 回にわたり放送された「カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし」をもとに、新たに撮影し、再編集した内容で構成される。

語りは、レギュラー番組でも温かな声で角野をアシストしてきた女優の宮﨑あおいが引き続き担当。監督は、NHK で様々な人気番組をプロデュースしてきた宮川麻里奈。音楽は、ロンドンを拠点に活躍する作曲家の藤倉大。