Oct 24, 2023 news

杉咲花「大切な『市子』を携えて歩くことが出来て幸せ」若葉竜也、戸田彬弘監督とともに東京国際映画祭レッドカーペットに初登場

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この度、第36回東京国際映画祭が開幕。10月23日にオープニングのレッドカーペットイベントが行われ、映画『市子』からは、主演を務める杉咲花と共演の若葉竜也、メガホンをとった戸田彬弘監督が、今月4日に行われた釜山国際映画祭に続きレッドカーペットに登場した。

東京国際映画祭映画祭への登場は本作が初となる杉咲。ネックレスが映える、秋らしいベルベット生地のシックなブラックワンピースに身を包み華々しく登場した杉咲は、本映画祭の開幕に立ち会い、「『市子』という大切な映画を携えて、戸田監督と若葉さんと共にレッドカーペットを歩けたことを幸せに思っています」と喜びを滲ませた。

『愛がなんだ』以来5年ぶりの参加となった若葉は、待ち構える大勢の観客を前に「コロナが終わって、何年か前に見ていた日常みたいなものが戻ってきたのを間近に感じられる機会を与えてもらい、そこにほっとした気持ちがあります」と感慨深げな様子をみせた。

本映画祭のプログラミング・ディレクターを務める市山尚三は「海外の映画祭関係者と話すと「日本映画は身の回りの話で完結しているものが多く、社会が見えない」という声をよく聞く。『市子』は、そうではない日本映画が確実に存在することを示している。杉咲花の抜群の演技は今年の様々な女優賞の最有力候補となることは間違いない。」とコメントを寄せている。

映画『市子』は、2023年12月8日(金)より全国公開。  

作品情報
映画『市子』

川辺市子は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途⽅に暮れる⻑⾕川の元に訪れたのは、市⼦を探しているという刑事・後藤。後藤は、⻑⾕川の⽬の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生‥‥と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。そんな中、長谷川は市子が置いていったカバンの底から1枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。

監督:戸田彬弘

原作:戯曲「川辺市子のために」(戸田彬弘)

出演:杉咲花、若葉竜也、森永悠希、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり

配給:ハピネットファントム・スタジオ  

©2023 映画「市子」製作委員会

2023年12月8日(金) テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開  

公式サイト ichiko-movie