Sep 27, 2023 news

杉咲花主演 映画『市子』第36回東京国際映画祭 Nippon Cinema Now部門正式出品&ジャパンプレミア上映

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杉咲花主演最新作『市子』が第36回東京国際映画祭の「Nippon Cinema Now部門」に正式出品されることが発表された。

原作は、監督の戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheaterの旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015で最優秀脚本賞を受賞した舞台「川辺市⼦のために」。

痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも「生き抜くこと」を諦めなかった川辺市子を演じるのは杉咲花。市子が3年間一緒に暮らしていた恋人の長谷川を演じるのは、若葉竜也。さらには、森永悠希、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳が名を連ねる。

この度本作が出品される「Nippon Cinema Now部門」では、この1年間を対象期間とし、特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品が上映される。昨年は『ケイコ 目を澄ませて』『百花』など計13作品が上映され、国内はもとより国際的にも評価の高い作品が集まる部門として注目を集めている。

本映画祭のプログラミング・ディレクターを務める市山尚三氏は『市子』について「海外の映画祭関係者と話すと「日本映画は身の回りの話で完結しているものが多く、社会が見えない」という声をよく聞く。『市子』はそうではない日本映画が確実に存在することを示している。杉咲花の抜群の演技は今年の様々な女優賞の最有力候補となることは間違いない。」とコメントを寄せる。同映画祭での上映は本作のジャパンプレミア上映となる。

映画『市子』は、2023年12月8日(金)より全国公開。  

作品情報
映画『市子』

川辺市子は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途⽅に暮れる⻑⾕川の元に訪れたのは、市⼦を探しているという刑事・後藤。後藤は、⻑⾕川の⽬の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生‥‥と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。そんな中、長谷川は市子が置いていったカバンの底から1枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。

監督:戸田彬弘

原作:戯曲「川辺市子のために」(戸田彬弘)

出演:杉咲花、若葉竜也、森永悠希、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり

配給:ハピネットファントム・スタジオ  

©2023 映画「市子」製作委員会

2023年12月8日(金) テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開  

公式サイト ichiko-movie

イベント情報
「第36回東京国際映画祭」

開催期間:2023年10月23日(月)~11月1日(水)

会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区

公式サイト tiff