ジャン・リュック・ゴダールの不朽の名作『勝手にしやがれ』の制作過程を描いた、映画『ヌーヴェルヴァーグ』の公開にあたり、ゴダール監督作の映画『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』というヌーヴェル・ヴァーグの金字塔2作品が連続公開される。
このたび新たに編集された、2作品の予告映像が公開された。『勝手にしやがれ』は、盗んだ自動車を走らせパリに向かうミシェル(ジャン・ポール・ベルモンド)が、横のカメラに向かって話す様子から始まる。パリを象徴する凱旋門のカットの後、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(ジーン・セバーグ)の姿を映す。パトリシアとつかの間のパリを楽しむミシェル。しかし男性が後頭部を殴られるシーンの後、一気に追われるミシェルとパトリシアの様子を畳みかける。


全編モノクロの映画にカラフルな色彩を載せ、この作品の制作時ジーン・セバーグが20歳、ジャン・ポール・ベルモンドが26歳、ジャン・リュック・ゴダールが28歳というタイトルで、その若さに驚かされる。全編を小気味よく流れる音楽と編集で、今も褪せない魅力を予感させる予告映像となっている。
また、『気狂いピエロ』は、歌うマリアンナ(アンナ・カリーナ)がフェルディナン(ジャン・ポール・ベルモンド)と南仏の海外を歩くシーンから始まり、カラフルな映像が続く。しかし徐々に、マリアンナの部屋にいるハサミが首に刺さった男性の死体、マリアンナの持つ銃など、映画の後半を思わせる展開に。どこを切り取っても絵画的で美しいシーンが連続し、「見つかった。何が?永遠が」という最後の有名な台詞で予告映像も終了する。


2作品とも、字幕を入れずに映像とタイトルだけで編集されており、よりゴダールの映像を感じられる予告映像に仕上がっている。
映画『勝手にしやがれ』は、7月24日(金)、映画『気狂いピエロ』は、7月31日(金)より公開予定。

自動車泥棒の常習犯ミシェル(ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、咄嗟に車中にあった拳銃で警官を射殺してしまう。パリに着いた彼は、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(セバーグ)に会いに行く。彼女はアメリカ人の留学生で、2人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。金を調達し二人でイタリアへ逃れようとする男と記者になる夢をかなえようとする女の行く末は‥‥。
監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェ、ジャン=ピエール・メルヴィル、アンリ=ジャック・ユエ、ジャン=リュック・ゴダール
配給:オンリー・ハーツ
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2026年7月24日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺ほかにて公開予定

フェルディナン(ベルモンド)は、金持ちの妻との生活に退屈し、逃げ出したい衝動に駆られていた。そんなある夜、夫婦がパーティに出かけるため、幼い娘のベビーシッターがやって来る。彼女はなんと、かつての恋人マリアンヌ(カリーナ)だった。パーティを抜け出し、1人で帰宅したフェルディナンは、彼女を車で送り、そのまま一夜を共にする。翌朝目覚めると、彼女の部屋に、首に鋏を突き立てられた男の死体が‥‥。
監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、グラツィエラ・ガルヴァーニ、ダーク・サンダース、サミュエル・フラー、ジミー・カルービ、レイモン・ドボス、ラズロ・サボ、ロジェ・デュトワ、ハンス・メイヤー、ジャン=ピエール・レオー
配給:オンリー・ハーツ
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2026年7月31日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺ほかにて公開予定