Apr 27, 2022 news

作品への没入させる音楽はどう作られたか!? りりあ。 澤野弘之が語る、映画『バブル』スペシャル映像公開

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映画『バブル』は、世界に降り注いだ泡<バブル>によって、重力が壊れた東京で、少年と少女の想いが引かれ合う、グラビティ・アクション・ラブストーリー。監督はアニメ「進撃の巨人」のアクション映像で瞬く間にその名を轟かせた荒木哲郎。「SPY×FAMILY」のWIT STUDIOが制作を担い、透明感あふれる至極の美麗映像と、本スタジオの真骨頂ともいうべき縦横無尽なカメラワークで描破する怒涛のハイスピードバトルが炸裂する。

劇場公開に向けて、本作の誕生秘話をスタッフ・キャストのインタビュー、メイキング映像を交えて紐解く、「Making of バブル」が5週連続で公開されている。第三弾として、荒木哲郎監督と『君の名は。』(2016)や『天気の子』(19)、『竜とそばかすの姫』(21)といった作品を手掛け、本作の企画・プロデューサーを務める川村元気による対談映像に加え、主人公のヒビキの声優を務めた志尊淳と、ヒロイン・ウタの声優、そしてエンディング曲を書き下ろしたりりあ。の対談映像を収録した音楽編が公開された。

沈んだ東京の奥底で、泡から生まれ、にんぎょとして描かれるウタとヒビキの運命的な出会いを幻想的に描いたイメージボード資料。【幸田和磨】

主題歌を担当するのは、アーティスト、Eveとりりあ。の2人。映画の世界観をスタイリッシュにスピード感溢れる楽曲で歌い上げる、Eveのオープニング曲「Bubble feat. Uta」と、ウタの気持ちに寄り添い、ヒビキやヒビキが生きる世界への愛を情感豊かに表現する、りりあ。のエンディング曲「じゃあね、またね。」は、作品への没入感をさらに増幅させる。

アニメーションの幅を広げる働きとして荒木監督と川村が重要視していた主題歌の存在。

公開された映像では、2人を抜擢した理由として、川村が「この作品が、日本のみならず、全世界のティーンエイジャーと繋がれるかを考えたときに、りりあ。さんはTikTokから、EveはYoutubeから出てきた人なので、そういう人たちがこの『バブル』をどういうふうに捉えて音楽にしてくれるか、興味がありました」とオファーのきっかけを振り返っている。
また「Eveは『呪術廻戦』主題歌の「廻廻奇譚」もすごい親和性が高いと思っていて、(「Bubble feat.Uta」の)最初のデモを聞いたタイミングで、”完全にわかってくれているな”と感じました」と明かしている。

そして、荒木監督はエンディング曲「じゃあね、またね。」について「本作のエンディングは自分にとって肩の力をいれず、力まずに自然に出せたものになりました。僕自身とっても気に入っていて、すごく満足度を高めてくれた」とりりあ。の歌声と表現力を絶賛している。

その、りりあ。は、エンディング曲の制作に関して「ウタとヒビキが“現代に実際にいたら”というのを想像して、その2人のやり取りや今っぽい感じを想像してつくりました」と明かし、この曲を一日で作り上げたと語っている。
そのことに驚きながらも、志尊は「この映画の最後の余韻として、終わった後も「じゃあね、またね。」がずっと頭に残ります」と普段から口ずさむほど、お気に入りの楽曲となっているようだ。

そして、Eveとりりあ。だけでなく、本作を音楽で支えるもうひとりの重要人物がいる。それが、作曲家・澤野弘之だ。「ギルティクラウン」、「進撃の巨人」、「甲鉄城のカバネリ」、といった数多くの作品で荒木監督とタッグを組んできた彼は今回、荒木監督からこれまでと違うある要望があったことを明かしている。
「これまでの「進撃の巨人」や「甲鉄城のカバネリ」では、アクションシーンがヒロイックだったり、躍動感あるように見せたり、感動する部分もどうやって表現するかというふうにしていたところを、より本作ではキャラクターの感情に寄り添った音楽を作っていった」と新たな試みについて語った。

豪華声優陣とクリエイター陣によって作られたアニメーションとキャラクターに、新たな命を吹き込む音楽を、ぜひ劇場の大音量でも体感したい。

映画『バブル』は、5月13日(金)より全国公開、NETFLIX版として4月28日(木)より全世界配信。

作品情報
映画『バブル』

舞台は世界に降り注いだ泡〈バブル〉で、重力が壊れた東京。ライフラインが閉ざされた東京は家族を失った一部の若者たちの遊び場となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。ある日、危険なプレイスタイルで注目を集めていたエースのヒビキは無軌道なプレイで重力が歪む海へ落下してしまった。そこに突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタがヒビキの命を救った。そして、2人にだけ特別な音が聞こえた‥‥。なぜ、ウタはヒビキの前に現れたのか。二人の出会いは、世界を変える真実へとつながる。

監督:荒木哲郎

脚本:虚淵玄[ニトロプラス]
キャラクターデザイン原案:小畑健
音楽:澤野弘之
制作スタジオ:WIT STUDIO

声優:志尊淳、りりあ。、宮野真守、梶裕貴、畠中祐

配給:ワーナー・ブラザース映画

©2022「バブル」製作委員会

劇場版:2022年5月13日(金) 全国公開
NETFLIX版:2022年4月28日(木) 全世界配信

公式サイト bubble-movie.jp