Jul 21, 2022 news

映画『サバカンSABAKAN』「幻のラジオドラマ」音声を使用し構成した380秒(サバ) ロング予告映像公開

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『ミッドナイトスワン』『クソ野郎と美しき世界』を手掛けてきた、CULEN新作映画『サバカン SABAKAN』が8月19日(金)より全国公開される。この度、タイトルの「サバカン」にちなんで380(サバ)秒の予告映像が公開された。

今回公開となった予告映像は、5年前に収録をしたもののお披露目に至らなかった、草彅剛が感動のあまり声を震わせたという「幻のラジオドラマ」音声を使用し(一部再録)、構成している。

草彅剛演じる小説家の主人公・久田がサバの缶詰を見ると思い出さずにはいられない、ひと夏の友情と冒険を380秒でたっぷりと描き出した豪華ロングバージョン。

舞台は1986年。夫婦喧嘩は多いが愛情深い父(竹原ピストル)と母(尾野真千子)と弟(番家天嵩)と暮らす少年時代の久田(番家一路)は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生だ。

彼のクラスには貧しいためノートを買うことができず、いつも机に魚の絵を描いている変わった少年、竹本(原田琥之佑)がいた。ひょんなことから竹本の家に行くことになった同級生たちは、たどり着いた家を見て愕然とする。そこは廃墟のようなボロボロの家。指をさして大笑いする同級生たちを横目に、久田は竹原の悔しそうな顔を見て、どこかさみしい気持ちになった。

それから少したった夏休みのある日。約束をしていないのに突然久田家を訪ねてきた、竹本。驚く久田を、竹本は近所の神社に誘います。そこで竹本の口から聞かされたのは、山を越えた海沿いの町にある「ブーメラン島」にイルカが来たという、少年の心をわしづかみにする素敵な話。

「一緒にイルカを見に行こう」と誘われた久田は、不安と期待に胸を膨らませながら竹本と2人でイルカを探す旅に出ることを決意。

かくして小さな冒険がスタートしたが、海を必死に泳いだり、ヤンキーに絡まれたりと波乱の予感。ひと夏の冒険をとおして、友情を育む少年たちの姿を描いた、夢いっぱいの予告映像となっている。

さらに、この予告映像には劇判を務める大島ミチルの音楽が全編使用されている。子供たちの冒険を盛り上げる、どこか懐かしくも胸が躍る音楽にも注目だ。

作品情報
映画『サバカンSABAKAN』

1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに2人の友情が深まるなか、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう。

監督:金沢知樹

出演:番家一路、原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、草彅剛、岩松了ほか

配給:キノフィルムズ 

©2022 SABAKAN Film Partners

2022年8月19日(金) 全国公開

公式サイト sabakan-movie.com