Feb 26, 2022 interview

映画業界を目指す人たちへ NCW主宰 武藤起一×フラッグ代表 久保浩章が語る 映画を作り伝えることの大切さ

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池ノ辺 NCWが出来る前までは、どうやって宣伝の仕事につけば良いのかも、わからなかったですよね。

武藤 実際、始めてみると[つくる]コースも、そこそこ人が来たんですが、[みせる]コースが新しいということで、最初の3年か4年ぐらいは、申し込み初日に定員が埋まっちゃったんです。

池ノ辺 すごい! 映画をみせるっていう宣伝の仕事に、そんなにたくさんの人が興味を持ってたんですね。

武藤 ちょうどミニシアターが全盛だったんですよ。だから来ている人たちは、やっぱりミニシアターでかかる映画が好きな、濃い映画ファンの人たちが多かった。その頃は、私は就職ということよりも、やろうと思えば自分で配給できるよっていう話をしていましたね。

池ノ辺 自分で映画を買い付けて、配給もできちゃうよ、って話ですね。

武藤 実際にやっている人がたくさんいたので。李鳳宇さん(シネカノン)とかのサクセスストーリーもあったから、ここで学べばそういうことも可能だよって話をしていましたね。

池ノ辺 その頃も、今と同じ半年コースだったんですか?

武藤 これは最初からずっと半年と考えていて。学校というと普通は、1年とか2年じゃないですか。NCWは専門学校ではなくてスクールなので、社会人を基本に考えていました。そうなると仕事があるから、長いとなかなか通えない。だから授業も社会人が通えるように平日の夜とか土曜日に開講する。

池ノ辺 受講する生徒さんの年齢は何歳ぐらいの人が多いんですか?

武藤 今もそうなんですが、20代の人が多かったですね。本当に映画大好きな若者たちがかなり来ていて、それでみんな仲間になっていくという濃さが、今に比べるとかなりありましたね。