- 笠井
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とにかく、こうやって見ていくと、作品賞は『スリー・ビルボード』『シェイプ・オブ・ウォーター』、そして私が観ていない『レディ・バード』が、残ってくるわけですよ。
なんか、異様に長くしゃべちゃってスミマセン。
あれ、この3本ってみんな、バカ・ザ・バッカが予告編担当してるもの?別に、忖度してませんからね。
消去法でこうなっただけですよ(笑)。
で、この中から選べって言われたら、う~ん。
- 池ノ辺
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じゃあ、今年はまだ最終的な予想が難しい?
- 笠井
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うーん、まれにみる混戦ではないかと。
今年は『レディ・バード』に行くのかな?でも観てない作品を当てるのは賭けみたいだからなあ。
- 池ノ辺
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『レディ・バード』は、お洒落で、とてもいい映画だった。
私はこれまた泣きっぱなしでした。
若い女の子が大人になっていく成長物語で、お母さんと娘の微妙なつながりみたいなものがよく描かれている。
お父さんの目から見ると、ちょっと分かんないって、くやしいって笠井さんは言うのかな?
それじゃあノミネート作品をすべてご覧になってアカデミー賞予想が出来たら教えてくださいね。
その時は、特別編としてまたお話しましょう(笑)。
(文:モルモット吉田 / 写真:根田拓也)
映画『今夜、ロマンス劇場で』
映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)は助監督として映画撮影所を奔走する日々。しかしなかなか仕事はうまくいかず、落ち込むことも多い。そんな健司の唯一の楽しみは映画館“ロマンス劇場”へ通うこと。古いモノクロ映画のヒロインである王女・美雪(綾瀬はるか)に心を奪われ、スクリーンの中の彼女に会うために映画館に通い続けていた。そんなある日、美雪が実体となって健司の前に現れる。モノクロ姿のままの彼女をカラフルな現実世界に案内するうち、二人は惹かれ合っていく。しかし美雪には、人のぬくもりに触れると消えてしまうという秘密があった。この真実に二人はどう向き合い、どんな答えを出すのか。ロマンティックで切ないラブストーリー。
映画『今夜、ロマンス劇場で』 監督:武内英樹 脚本:宇山佳佑 音楽:住友紀人 出演:綾瀬はるか 坂口健太郎 本田翼 北村一輝 中尾明慶 石橋杏奈 西岡德馬 柄本明 加藤剛 主題歌:シェネル「奇跡」(ユニバーサル ミュージック) 配給:ワーナー・ブラザース映画 2018年2月10日(土)公開 ©2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会 公式サイト:romance-gekijo.jp
PROFILE
■笠井信輔(かさいしんすけ)
株式会社フジテレビジョン 編成局アナウンス室ゼネラルアナウンサー
1963年東京都世田谷区生まれ。87年株式会社フジテレビジョンに入社。入社以来「タイム3」をはじめとしたワイドショーや「今夜は好奇心」「ザ・ウィーク」「めざましテレビ」といった情報番組を担当後、夕方6時のニュース番組「ザ・ヒューマン」のキャスターを務め、「ナイスデイ」司会を経て、現在は「とくダネ!」ニュースデスク。 映画担当アナのため、中学時代からの映画マニアぶり(年間新作鑑賞140本以上)をいかんなく発揮。映画関連の著書や連載なども行っている。 担当番組…「とくダネ!」(月~金 朝8時~9時54分)/ 「男おばさん」(CS放送 フジテレビONE TWO 日本映画専門チャンネル)