Dec 16, 2017 interview

鉄の玉座はなくなるべき!? 『ゲーム・オブ・スローンズ』の“良いヤツキャラ”3人が作品への想いを語りあう

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『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌』
Game of Thrones (c) 2017 Home Box Office, Inc. All rights reserved.
HBO(R) and related service marks are the property of Home
Box Office, Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.

三人揃っての撮影はなし。でも舞台裏ではいろいろと……?

──三人の中で現在、唯一生き残っているのがポドリックなわけですが……。

(ダニエル、両サイドに座る二人を押しのけ胸を張る)

──(笑)。でもあんなにブライエニーと剣の練習をしている割にあまり強くなってないですよね。このままサバイブしていけるのかちょっと心配なんですが(笑)、演じるご本人としてはいかがでしょう?

ダニエル まさにギリギリのところで生きてるよね(笑)。でも剣が下手なのは、きっと振りをしているだけなんだよ(笑)。ポドリックだってティリオンのことを救ってるし、何人か殺しもしているわけだから、完全に使い物にならないってわけじゃないと思うんだけど……。多分彼には戦場でのアドレナリンみたいなものが必要なのかもしれないね。差し迫ってない時の彼はドジだし、人が何かしようとすると図らずも邪魔してしまうような、要領の悪いただのポッド(愛称)なんだけど。

フィン ダニエルがちょっとそうであるようにね(笑)。

クリス 言えてる(笑)。

──なんとか生き延びているポドリックですが、今後の彼の展望に何か希望はありますか?

ダニエル ちょっと楽観的な希望かもしれないけど、今までの彼の忠誠心が報われるといいなとは思ってる。彼は従者だけど、騎士とかになって幸せな人生を送って欲しいな。彼はいろんな状況の中で、厳しい場面ばかり経験しているのに、今まで一度も文句を口にしたことがないし、自分より他者のことを考えて行動してきたんだ。そういう彼が報われることは、僕にとっても、ドラマを観ている視聴者にとっても嬉しいことだと思うんだ。

フィン そして騎士に叙任されているまさにその瞬間に、殺されたりしてね(笑)。

クリス 『ゲーム・オブ・スローンズ』だったらあり得るから、それも否定できないね(笑)。

『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌』
Game of Thrones (c) 2017 Home Box Office, Inc. All rights reserved.
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──この三人で来日するというのもレアなことだと思うんですけど、同じシーンでの撮影もほとんどなかったですよね。

ダニエル 僕とフィンは1回か2回あったよね。

フィン ジョフリーの結婚式とティリオンの結婚式だっけ?

ダニエル ただその場にはいたけど、会話をするようなシーンはなかったよね?

フィン 裏ではいろいろあったけどね。お互いセクシャルな気持ちが高まったり……(笑)。

ダニエル ないよ!(笑)

ドラマの大ヒットで人生は激変。ドラマ史に残る作品に出演できたことの喜びは大きい

──『ゲーム・オブ・スローンズ』が大ヒットして、出演する前と後ではみなさんと取り巻く環境も大きく変化したと思います。それを実感するのはどんな時ですか?

フィン 『ゲーム・オブ・スローンズ』という世界中で社会現象を起こしたシリーズに出演したおかげで、僕たちもいろんな国に行くことができた。その度、作品の影響力を感じるよ。確かシーズン2か3の頃にオーストラリアに行ったんだけど、ここまで届いているんだなってすごく実感した瞬間があったんだ。日本にも今回初めて来たけど、素晴らしい時間が過ごせているしね。『ゲーム・オブ・スローンズ』も世界中を旅するけど、僕らも一緒に世界を旅するんだ。

ダニエル 多くの役者は、これだけ多くの人に観てもらえる作品に出演できる機会なんてほとんどないよね。もちろん観てもらえるのも嬉しいんだけど、それ以上にたくさんの人がこの作品を愛してくれているのがすごく嬉しいんだ。作品のおかげでいろんなところに行けるのは大きなボーナスだけどね。僕も日本には初めて来たけど、今まで訪問した国の中で一番気に入っているよ。でもやっぱり何よりもここまでみんなが思い入れてくれる作品に出演できたことが、役者として本当に嬉しいよ。もちろんこの二人と出会えたことも、僕には大きな幸運だったよ。

クリス 僕の人生の中で変わってない方を話した方が早いんじゃないかっていうくらい、『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演してから本当に人生が大きく変わったよ。実は前から3人で日本に行ってみたいと話してたんだけど、それも実現したしね。この作品の前には20年、30年と原作を愛してくれていた人たちがいて、そういう原作に、視覚的に僕らが命を吹き込むことができた。そしてそれをファンの人が受け入れてくれた。恐らく僕らが生きている間に他の人が同じ役を演じることはないんじゃないかって前にダニエルが言ってたんだけど、僕もそう思うよ。それほどの作品に自分たちが出演できたことをすごく名誉だと思っているし、僕のキャリアもおかげで大きく花開いてくれた。永遠にこのシリーズには感謝すると思う。