Feb 02, 2022 news

一人の消防士が世界を未曾有の危機から救えるか 映画『チェルノブイリ1986』予告映像が公開

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1986年4月26日、ウクライナ・ソビエト連邦プリピャチのチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故。全世界を未曾有の危機から救うため命を懸けた消防士の物語、映画『チェルノブイリ1986』。人々の日常生活や生命をどれほど脅かし、彼らの人生に壊滅的な影響を与えたのか。事故発生当時、現地で撮影した経験を持つプロデューサーが、爆発直後に現場に急行した消防士たちの苦闘や避難民たちの混乱ぶりなど、一般市民の視点からリアルに映し出したヒューマン・スペクタクル巨編。

公開された予告映像は、1986年4月26日午前1時23分にチェルノブイリ原子力発電所が事故を起こした瞬間からはじまる。若き消防士のアレクセイは、元恋人のオリガと10年繰りに再会し「家族になろう」と誓う。しかし、原子炉が爆発したという知らせを受け事故現場に駆けつけるが、そこは地獄のような惨劇だった。

地元の消防隊員だったアレクセイは、事故対策本部の会議に出席するが、「このままだと水蒸気爆発が起きて、放射能物質が噴き出す。そうなればこの国はおろか、ヨーロッパが終わる」という危機的状況を教えられる。その時オリガは、何が起きているか知らされぬまま、被爆してしまった息子を抱えバスに乗っていた。やっとアレクセイと会うことができたが、不安な気持ちが爆発し激しく責めてしまう。そんなオリガを優しく抱きしめるアレクセイ。再び「帰ってきたら海の見える家で暮らそう」と約束すると、2次爆発を阻止するため発電所に向かってしまう。

一人の消防士は世界を未曾有の危機から救うことができるのか?そして愛する人のために戻ってくることができるのか?映画『チェルノブイリ1986』は、5月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。

作品情報
映画『チェルノブイリ1986』

若き消防士アレクセイは、元恋人オリガと10年ぶりに再会を果たし、彼女とともに新たな人生を歩みたいと願っていた。ところが地元のチェルノブイリ原発で爆発事故が起こり、それまでの穏やかな日常が一変。事故対策本部の会議に出席したアレクセイは、深刻な水蒸気爆発の危機が迫っていることを知らされる。もしも溶け出した核燃料が真下の貯水タンクに達すれば、ヨーロッパ全土が汚染されるほどの大量の放射性物質がまきちらされてしまう。愛する人のためタンクの排水弁を手動でこじ開ける決死隊に志願したアレクセイだったが行く手には、想像を絶する苦難が待ち受けていた。

製作・監督・主演:ダニーラ・コズロフスキー

出演:オクサナ・アキンシナ、フィリップ・アヴデエフ

配給:ツイン G

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2022年5月6日(金) 新宿ピカデリーほかにて全国公開

公式サイト chernobyl1986-movie.com