主演:沢田研二、監督:長谷川和彦による伝説的傑作が4Kデジタルリマスター化され、映画『太陽を盗んだ男/4Kデジタルリマスター』として、2026年10月16日(金)より全国公開されることが決定した。
本作は、デビュー作『青春の殺人者』で高い評価を受け、日本映画界の若き旗手と謳われた長谷川和彦が次作として類まれなる熱量を持って挑んだエンタテインメント大作であり、残念ながら本年1月に帰らぬ人となった長谷川監督の劇場2作目にして最後の長編監督作品。
また、現トライストーン・エンタテイメントの代表取締役会長であり、『新宿スワン』や『あずみ』など数々の映画を手掛けてきた山本又一朗が製作を指揮し、『セーラー服と機関銃』『台風クラブ』の相米慎二監督が助監督として、『CURE』『黒牢城』の黒沢清監督が制作スタッフとして参加するなど、スタッフ陣にも後の日本映画界を担う錚々たる面々が名を連ねている。
主人公は、無気力な理科教師・城戸誠(沢田研二)。生徒を引率して遠足に出かけた城戸は、その帰りにバスジャックにあう。だが、事件を担当する山下警部(菅原文太)と城戸の協力で生徒たちは救出され、犯人は射殺される。それを機に、城戸の中で何かが変わった。原発からプルトニウムを強奪した城戸は、自宅アパートで原子爆弾を製造。そして、自らを「9番」と名乗り、原爆を武器に警察へ「テレビのナイターを最後まで放送しろ」と要求し、連絡相手に山下警部を指名。続いて城戸は、ローリング・ストーンズの日本公演を要求するなど犯行を続けるが‥‥。

市井の青年が原子爆弾を作り国家に対峙するという挑戦的なテーマ、現在では到底不可能であろう破天荒なゲリラ撮影の数々(坂下門前や国会議事堂に潜入しての撮影、公道でのカーチェイスシーン、日中のデパートから本当に偽札をバラまいて撮影など)、長谷川監督の妥協なきこだわりによる異例の長期撮影、時の大スター・沢田研二と俳優として脂が乗りまくっていた時期の名優・菅原文太の圧巻とも言える捨て身の熱演は、数々の逸話と共に一大センセーションを巻き起こした。
このたびのリマスター化にあたっては、変更や追加などは行わず、最高品質での【オリジナルの再現】を目指すというコンセプトの下、初の国内2大修復ラボ(IMAGICAエンタテインメントメディアサービス×TOHOアーカイブ)体制で、最新技術と精鋭スタッフたちの徹底したこだわりを集結させ作業を実施。本作の撮影監督であり、日本映画界のレジェンドカメラマンでもある鈴木達夫が徹底監修を行った。
このたびの発表にあわせて公開された予告映像では、原子爆弾を自作しようとする主人公の中学校教師・城戸誠役を演じた沢田研二による無気力の中に狂気が滲むスリリングさや、城戸を追う熱血刑事・山下満州男を演じた名優・菅原文太の圧倒的な存在感が光る、当時の強烈なエネルギーが伝わる迫力ある映像に仕上がっている。

▼山本又一朗(『太陽を盗んだ男』製作)コメント
『太陽を盗んだ男』は“懐かしさ”で片づけてほしくない。なぜ今やるのか──それは、この映画が放つ反骨とユーモア、そして狂暴なまでの熱量を、もう一度世に問う時代が来たからです。なぜ伝説なのか──危うさの手前で成立する奇跡、二度と同じ条件では作れない映画だから。公開から半世紀近くが経ち、「4K」として完璧な姿で蘇りました。あの頃、僕らがスクリーンに叩きつけた青臭くて強烈なエネルギーは、決して古びていない。どこか閉塞感のある現代にこそ、観終わった後、きっと世界が少し違って見えるはずです。スマホの小さな画面ではなく、暗闇の劇場でぜひ体感してほしい。
映画『太陽を盗んだ男/4Kデジタルリマスター』は、2026年10月16日(金)より全国公開。

無気力な理科教師・城戸誠は、生徒を引率して遠足に出かけた帰りにバスジャックにあう。だが、事件を担当する山下警部と城戸の協力で生徒たちは救出され、犯人は射殺される。それを機に、城戸の中で何かが変わった。原発からプルトニウムを強奪した城戸は、自宅アパートで原子爆弾を製造。そして、自らを「9番」と名乗り、原爆を武器に警察へ「テレビのナイターを最後まで放送しろ」と要求し、連絡相手に山下警部を指名。続いて城戸は、ローリング・ストーンズの日本公演を要求するなど犯行を続けるが‥‥。
監督:長谷川和彦
出演:沢田研二、菅原文太、池上季実子、北村和夫、神山繁、佐藤慶、伊藤雄之助、風間杜夫、西田敏行、水谷豊
配給:東宝
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2026年10月16日(金) 全国公開