『スパイダーマン』や『ヴェノム』シリーズのソニー・ピクチャーズが贈るマーベル最新作、映画『クレイヴン・ザ・ハンター』。この度、本作のために行った肉体改造の裏側を明かす特別映像が公開された。
本作の主人公クレイヴンは、原作のマーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィラン。引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で、獲物をどこまでも追跡する。動物との意思疎通も可能で、周りの猛獣たちを従えて戦うまさに百獣の王。彼がいかにしてその力を得て、悪名高き最強のハンターとなったのか。“クレイヴン・ザ・ハンター”誕生の物語が描かれる本作は、残虐描写ゆえに、映倫のレーティングは15歳以上が観ることができる<R15+>に指定された。
アーロンが、引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、百獣の王の力を持つクレイヴンを演じるにあたって目標に掲げたのは、半年で18キロの筋肉をつけること。クレイヴンのような過激で常人離れした目標に栄養士のネイト・シュミットは驚愕する。そして、ネイトが出した答えは、砂糖は一切使わず、炭水化物と良質な生鮮食品にこだわった食事。具体的な料理のレパートリーは、シカのレバーペースト、牛ゼラチンのグミ、シカの心臓タルタル、リブアイのキムチ添えと、野生的なクレイヴンを彷彿とさせながらも、肉体作りの効率を最大化させるものが用意された。ネイトのこだわりは、アーロンに大量に食べさせる一方で、動ける体を維持させることだったという。食事と休息のバランス、アーロンも「たくさん食べて、たっぷり眠ることが体作りには重要だった」と語っている。
本格的なトレーニングは撮影開始3ヶ月前からスタート。トレーナーのデヴィット・キングスバリーによると、アーロンは既に筋肉があるので完璧なスタートと語りながらも「筋肉増加と脂肪燃焼には時間がかかる、最初2ヶ月はとにかく体脂肪率を下げることを意識した。あの引き締まった体は週5の筋トレの成果だ」と明かす。アーロンの行った筋トレはベンチプレス、ラットプルダウン、シーテッドロー、バイセップカール、トライセップ、プッシュダウン、ショルダープレスなど多岐にわたる。またアーロンは、クレイヴンの象徴的な毛皮のベストを着るシーンでは「撮影直前にも腕を鍛え、毛皮のベストの前を開けるシーンでは撮影の数日前から体を絞った」と極限まで自身を追い込んだ裏話を明かしている。最後にアーロンは、完璧な体づくりの上に“クレイヴン・ザ・ハンター”が誕生したと語り、手厚いサポートに対して「信頼するネイトとデヴィットのおかげで難しい肉体改造に成功した」と感謝の意を述べている。
映画『クレイヴン・ザ・ハンター』は2024年12月13日(金)より全国公開。
幼い時に母親を亡くした少年セルゲイは、冷徹な父親から「強き者が生き残る。相手を全て獲物と思え。」という精神を叩きこまれて育つが、その軟弱な性分から父親の期待に応えられずにいた。ある日、父親と共に狩猟に出たセルゲイは、ライオンに襲われ生死を彷徨う事態に。死と直面し、やがて彼の中である<本能>が目覚める‥‥。
監督:J・C・チャンダー
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、アリアナ・デボーズ、フレッド・ヘッキンジャー、アレッサンドロ・ニヴォラ、クリストファー・アボット、ラッセル・クロウ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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2024年12月13日(金) 全国公開
公式サイト kraven-movie