ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念作、映画『ウィッシュ』。この度、本作に登場する、ディズニー史上最恐のヴィラン・マグニフィコ王の日本版声優を福山雅治が務めることが発表された。
マレフィセントやアースラなどディズニー・アニメーションには欠かせない“影の主役”と言っても過言ではないのがヴィラン。本作では、国民の願いを支配する、ディズニー史上最恐のヴィラン・マグニフィコ王が登場。その日本版声優を福山雅治が務める。
US本社のオーディションでは、確かな演技力はもちろん、福山の持つ低く落ち着いた声が、王としての威厳、力強さを表現できると評価されたという。劇中ではマグニフィコ王が歌う「輝く願い」「無礼者達へ」という楽曲が登場。福山は、新境地となる初のミュージカル作品に挑戦する。
マグニフィコ王役に決まったことについて福山は「大変驚いたのと同時にすごく光栄でした。当然プレッシャーもありましたが、こんな経験はなかなか無いので、そのプレッシャーも含めて思いっきり楽しみたいなと思って現場に挑みました。」と語った。
マグニフィコ王というキャラクターについては、「とても正しく正義感に溢れているキャラクター」と語り、続けて「その行き過ぎた正義感に故に悲しい存在となってしまった、悲劇の王様だと思う」と分析。
そんな難しい役どころのアフレコを終えた福山は「人は誰しもどんな立場でも年齢でも時と場合によって表と裏があります。裏の部分をどう表現できるのか、シーンによってその塩梅をチューニングするという事を注意しました。」
「マグニフィコ王のことがよく分かると言うと、福山は暴君なんだなって思われそうですけど。マグニフィコ王に対して甘すぎるのかもしれませんが、複雑みをどうやって入れ込めば、その悲しみが可笑しみにまで昇華できるのか、というアプローチをしたつもりです」と振り返り、キャラクターへ愛情を持って声を吹き込んだと語った。
本作を楽しみにしているファンには、「願い、希望を持つことは大事なんだと教えてくれる作品になっています。そして、正しさとはなんだろう、人間にとって正義とは、悪とはなんだろうということを深いところで教えてくれる作品になっています。」とメッセージを送った。
映画『ウィッシュ』は2023年12月15日(金)より全国公開。
どんな願いも叶うと言われている、ロサス王国を舞台にした物語。ヒロインは、願いの力をまだ知らない17歳のアーシャ。前向きで明るく、王国の人々を大切に思っている彼女は、ある出来事によってこの夢のような王国に隠された”裏の顔“を知り、ディズニー史上最も恐ろしいヴィランに立ち向かう。
監督:クリス・バック、ファウン・ヴィーラスンソーン
声の出演:生田絵梨花、福山雅治
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2023年12月15日(金) 全国公開
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