Sep 18, 2021 news

⽶インディーズ界の雄 アレクサンダー・ロックウェル監督25年ぶりの最新作 映画『スウィート・シング』予告映像&新場面写真が公開

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ジョン・カサヴェテス、ジム・ジャームッシュらに連なり、『イン・ザ・スープ』(1992)や『フォー・ルームス』(1995)などで知られる⽶インディーズ界の雄として⼀世を⾵靡したアレクサンダー・ロックウェル監督。その25年ぶりの公開作となる新作、映画『スウィート・シング』。スーパー16ミリフィルム撮影のモノクロとパートカラーが美しく、⼀貫してインディーズにこだわり続けてきたロックウェルらしい、映画愛に溢れた⼀編となっている。

本作が描くのは、親に頼ることができず⾃分たちで成⻑していかなくてはならない、15歳の姉ビリーと11歳の弟ニコ、そしてその家族の物語。演じるのは、監督の実の娘ラナと息⼦ニコ。そして母親イヴ役を実の妻である⼥優カリン・パーソンズが、父親アダム役を『イン・ザ・スープ』からの盟友で、『ウェンディ&ルーシー』や『ミナリ』の名脇役ウィル・パットンが演じる。

タイトルの由来でもあるヴァン・モリソン「Sweet Thing」や、主⼈公ビリーの夢の中のゴットマザー、ビリー・ホリデイの「Iʼve Got My Love to Keep Me Warm」など、⾳楽ファンにはたまらない数々のサウンドトラックが詰まった本作。

公開された予告映像では、本編で強い印象を残す楽曲の⼀つ、数奇な運命を辿った60年代アメリカのシンガー/カレン・ダルトンの「Something On Your Mind」が使⽤されている。幻想的なパートカラーの映像やユニークな英字テロップなど、ロックウェル監督のチームが⼿がけたオリジナル予告映像が最⼤限に活かされているのも魅⼒的な映像となっている。

さらに、作品世界を彩る新たな場⾯写真も公開された。

映画監督クエンティン・タランティーノが「この数年に観た新作で、最もパワフルな作品の⼀つだ」と絶賛。映画『スウィート・シング』は、10 月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほかにて全国公開。

作品情報
映画『スウィート・シング』

世界は悲しいけれど、幸福な1⽇はある。15歳のビリーと11歳のニコ、その家族の物語。普段は優しいが酒を飲むと⼈が変わる⽗アダム。家を出て⾏った⺟親イヴ。頼る⼤⼈がいないビリーとニコの姉弟。ある⽇出会った少年マリクとともに、彼らは逃⾛と冒険の旅に出る。世界はとても悲しい。でも、幸福な1⽇はある。その1⽇がずっと⻑く続きますように。すべての⼤⼈に⼦供時代のきらめきを思い起こさせ、ベルリン国際映画祭ジェネレーション部⾨で最優秀作品賞を受賞した。

監督・脚本:アレクサンダー・ロックウェル

出演:ラナ・ロックウェル、ニコ・ロックウェル、ウィル・パットン、カリン・パーソンズ

配給:ムヴィオラ

©️2019 BLACK HORSE PRODUCTIONS. ALL RIGHTS RESERVED

2021年10月29日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺他全国順次公開

公式サイト moviola.jp/sweetthing