Sep 21, 2017 news

新垣結衣、瑛太が繰り出す「告白」のラリーにも冷静な対処

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第140回

女優の新垣結衣が、9月20日に六本木ヒルズアリーナで行われた、映画『ミックス。』の完成記念イベントに出席した。

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集まった大勢のファンから「可愛い~!」を連呼されていた新垣。改めてその人気の高さが伺えた。 本作で、失恋して無職となった元天才卓球少女【富田多満子】を演じている新垣は「楽しかったです!」と撮影を簡潔に振り返ると、その新垣と男女混合(ミックス)ダブルスのペアを組むことになる元プロボクサー【萩原久】役を務めた瑛太は、「ガッキーと2人のシーンが多かったんですが、待ち時間は2人で何十分も黙ったり、静かすぎるから音楽でもかけようかっていう距離感でしたね。質問攻めをしていって少しずつ距離を縮めていきました」と、現場での独特な雰囲気を伝えていた。

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これだけ聞くと、あまり仲が良くないのかと思いきや、イベント後に場所をTOHOシネマズ六本木ヒルズに移して行われた舞台挨拶において、ペアとしてのお互いの関係について聞かれ、新垣が「仲良くなりましたよね?」と問うと、「ねー。仲良いよね」と返す瑛太。さらに、新垣が「落ち着いた方なんですけど、作品だったりお芝居に対する想いはすごい熱い方で、私も同じくらいの熱量でやっていきたいと思わせてくれる方でした」と絶賛すると、瑛太は「ガッキーとはいつか共演したいなと思っていたので、念願叶い幸せでした」と相思相愛の様子。 すると突然「好きです。告白です」と口にする瑛太。「ありがとうございます。今だけじゃなくて前から言ってましたよね?」と冷静に対処する新垣に対し、再び「大好きです!」とダメ押しをする瑛太の姿があった。

新垣に魅了されたのは何も男性だけではなく、吉田鋼太郎演じる【山下誠一郎】と“警察官ペア”を組む【佐藤風香】役の中村アンが「2日間くらいの撮影だったので、すごい緊張していたんですが、『隣いいですか?』って、とてもフランクに新垣さんが接してきてくださったので、緊張も解れましたし、私は女だけど「どうしよう、どうしよう」ってドキドキしてました(笑)」と語り顔を赤らめるなど、同性をも虜にしていた。

最後に、新垣も「あ、好きだなと思いました」と告白。これは瑛太に対してのものではなく、中村に対するものでもなく、完成した作品に対しての感想で、「『ミックス。』という作品が、私の主演作としてこれからも残っていくのが素直に嬉しいです」と、笑顔を振りまいていた新垣だった。

イベントにはその他、石川淳一監督、出演の広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、佐野勇斗、森崎博之、斎藤司(トレンディエンジェル)、鈴木福、谷花音、遠藤憲一が出席した。なお、その後に行われた舞台挨拶には、斎藤に代わり、田中美佐子が登壇した。

映画『ミックス。』(東宝配給)

映画『ミックス。』(東宝配給)は、卓球を題材に、男女混合ダブルス(ミックス)を通して巻き起こる人間模様を、ドラマ『リーガル・ハイ』などを手掛けた古沢良太によるオリジナル脚本で映画化した作品。

監督:石川淳一 脚本:古沢良太 出演:新垣結衣、瑛太、広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、佐野勇斗、森崎博之、蒼井優、山口紗弥加、中村アン、久間田琳加、神尾佑、平山祐介、斎藤司(トレンディエンジェル)、佐野ひなこ、鈴木福、谷花音、平澤宏々路、真木よう子、吉田鋼太郎、池上季実子、生瀬勝久、田中美佐子、遠藤憲一、小日向文世、水谷隼、石川佳純、伊藤美誠、吉村真晴、浜本由惟、木造勇人 ほか

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。