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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第90回
女優の桜井日奈子が、6月7日にサウンドインスタジオで行われた、映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』のアフレコイベントに出席した。
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初めてのアフレコ体験に桜井は「緊張で死んでしまいそう」と身震いするも、大勢の報道陣に臆することなく、【イザベラ】役を難なくこなしていた。
その桜井は今回、シリーズのメガホンを執っているマイケル・ベイ監督に認められ、見事、吹替版のオーディションに合格した。経験のないアフレコには不安を抱いていたが、吹替えの音響監督から『声をあてる前に、イザベラの映像を何度も見て、表情や性格などをよく観察してください』という手紙をもらい勇気付けられたようだ。
さらに、アドバイスをくれたのが“お兄ちゃん”だそうで「『ちょっとオーバーにやってみたら?』と、的確なアドバイスをくれたのでビックリしました。素人なんですけど(笑)」と、照れ笑いを浮かべていた桜井は、「緊張で普段の息遣いとかも忘れていました。支障が出ない程度に手を動かしながらやっていたんですが、最初は全然声が出なくて」と、アフレコの難しさを改めて振り返っていた。
また、『身近なものでトランスフォームしたらいいなと思うものは?』の質問に、桜井は「何ヶ月か前にどうしても欲しくてトランポリンを買ったんですが、3日でやらなくなりました(笑)。そのトランポリンが自転車にトランスフォームしたらいいなと思います(笑)」と、飽きっぽい性格であることを打ち明けていた。
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そして、女優としてデビューしてからは色々なことに興味を持つようになったと語り、「表に出ることも多くなったので、洋服だったりネイルにも気を遣うようになりました。前はささくれてたりしてたのに(笑)。上には上がいるから頑張らないと」と気を引き締めると、今後については、前作から登場するサムライ型のオートボット【ドリフト】の刀さばきに触発され「私も殺陣ができる作品に出演してみたいです」と宣言。しかし、MCから『ハリウッドには?』と問われると、「ひひひ」とニヤけ、お茶を濁しつつ胸の中に何かを秘めていた様子の桜井だった。
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なお、アフレコルームには、お馴染みの【オプティマス】と【バンブルビー】のほか、新オートボットの【スクィークス】も登場した。
映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』(東和ピクチャーズ配給)
映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』(東和ピクチャーズ配給)は、トランスフォーマーの起源であり、「創造主」と呼ばれる謎の異星人たちが、惑星サイバトロンの再生と地球侵略を計画する、メガヒットシリーズ『トランスフォーマー』の第5弾作品。
公式サイト http://www.tf-movie.jp/