Dec 26, 2017 column

実力と美しさ、愛らしさを兼ね備えた若手女優が輝いた2017年!今後、要注目のブレイク必至の女優は?

A A
SHARE

「ごめん、愛してる」(吉岡里帆/DVD&ブルーレイ 2018年2月14日 発売)©MMJ TBS

吉岡里帆や永野芽郁、新木優子、平祐奈など、実力と美しさ、愛らしさを兼ね備えた女優が次々と開花した2017年。ブレイク俳優に続き、otoCotoでは2017年から今後のエンタメ界で、美しく愛らしく輝きながらも、観る人たちの心をグッと掴むブレイク女優を紹介します!

 

来年の映画&ドラマへの出演も続々決定! 2017年に輝きを放った若手女優たち

 

長瀬智也主演のドラマ「ごめん、愛してる」での、儚く切ない演技が話題となった吉岡里帆は、2017年を代表するブレイク株だろう。愛らしいエクボと大人っぽい美しさを持つ彼女は、世代性別を問わず多くの人に愛されている存在。親しみやすさも兼ね揃えているからこそ、様々な役柄をスマートにこなし、多くの人により愛されている。「ごめん、愛してる」の他、注目すべきは「カルテット」。このドラマで演じた“魔性の女”が恋愛テクを駆使し、レクチャーする姿には感服。清楚な役から魔性の女まで、どんな役でもナチュラルに演じることができるのも、彼女の魅力だろう。

 

『悪と仮面のルール』(玉木宏・新木優子/2018年1月13日 公開)©中村文則/講談社 ©2017「悪と仮面のルール」製作委員会

 

モデルから女優へと転身し、2017年にブレイクを果たした新木優子。『僕らのごはんは明日で待ってる』では、子どもが大好きなのにもかかわらず、子宮に病気を抱えて恋人の前から姿を消すという難役を熱演。人前では強く振る舞い、陰でうずくまるような、等身大の女性を演じて話題となった。さらにドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」では、一人の新人フェローとして、葛藤しながら成長していく姿を演じ、実力派の仲間入りに。2018年には、1月期ドラマ「トドメの接吻」、中村文則原作の映画『悪と仮面のルール』と、『あのコの、トリコ。』にも出演。真逆の作風の作品への出演で、また新境地を見せてくれるに違いない。

 

『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(川栄李奈/2018年3月3日 公開)©2018『プリンシパル』製作委員会 ©いくえみ綾/集英社

 

ドラマ、映画、バラエティなどで大活躍だったのが、元AKB48の川栄李奈。女優として着々と実力を重ね、その才能が大いに開花。「僕たちがやりました」では身体を張った演技を見せ、「コウノドリ」では妊婦役にも挑戦。映画『亜人』『嘘を愛する女』などジャンルレスに、彼女のイメージを次々と裏切るような役柄を熱演。2018年に公開される『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』では、自称“性格の悪い”女の子・晴歌を演じている。嫌な役なはずなのに、どこか憎み切れず、彼女を応援したいと思わせるのは、彼女の演技力があったからこそだろう。

 

『3D彼女 リアルガール』(中条あやみ・佐野勇斗/2018年秋 公開)©2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 ©那波マオ/講談社

 

「ハーゲンダッツ」のCMが流れるたび、その美しさに息をするのを忘れてしまいそうになるのが、イギリスと日本のハーフである中条あやみ。モデルとしても活躍し、「dポイント」のCMなどにも出演しているが、今年は映画に多数出演。『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』では、苦手だというダンスを克服して、部内で一番チアダンスが出来るという役を熱演。『覆面系ノイズ』ではボイストレーニングに通って、見事な歌を披露した。好きな人への想いが溢れ、道に座り込み、わんわんと泣くシーンはとても印象的だった。そして2018年には『3D彼女 リアルガール』が公開予定。彼女も女優として、来年もさらなる飛躍ができそうだ。

 

『未成年だけどコドモじゃない』(平祐奈/公開中)©2017「みせコド」製作委員会 ©2012 水波風南/小学館

 

いま、少女コミックの実写化で欠かせない女優として成長したのが平祐奈だ。2017年は8本の映画に出演。『きょうのキラ君』では、主人公の恋路をジャマするちょっぴり嫌な役から、『暗黒女子』では腹に一物を抱えた少女を熱演。そして『ReLIFE リライフ』では、地味な主人公を、『未成年だけどコドモじゃない』では本領発揮!抱きしめたくなるような愛らしさ、天然とポジティブさを全開にした、まさにハマリ役のヒロイン・香琳を演じた。2018年には実写版『honey』の公開も控えており、さらなるブレイクが期待できそう。インタビューやテレビ番組でも怖気つくことなく、突拍子もないコメントを発することができる彼女だからこそ、バラエティでの活躍も期待したい。

 

『ひるなかの流星』(永野芽郁/ブルーレイ&DVD 発売中)©2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 ©やまもり三香/集英社

 

まだ18才とは思えない演技力と、バラエティで見せるコミカルな対応力で多くの人を惹きつける永野芽郁も、今年大ブレイクした一人。『帝一の國』ではヒロインを演じ、『ピーチガール』では変顔上等、魔性を通り越してかなり振り切った、ヒロインを落とし込む女の子を熱演した。『ひるなかの流星』では、少女マンガから飛び出したかのような胸キュンの王道ヒロインも演じ、男性ファンだけでなく女性の心をも掴んだ。ヒロインから個性派なサブキャラまでこなせる若手の人材は意外と少ない。2018年4月からはNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で主演に抜擢された。彼女がこれからどれだけ成長していくのか楽しみだ。