第93回アカデミー賞のノミネート作品が発表され、長編アニメーション部門に、アイルランドのアニメーションスタジオ・カートゥーン・サルーン最新作『ウルフウォーカー』がノミネートされた！
これまでもカートゥーン・サルーンの作品は『ブレンダンとケルズの秘密』（2009年第82回）『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』（2014年第87回）『ブレッドウィナー』（2017 年第90回）『レイトアフタヌーン』（2018年91回）（※短編アニメーション）でアカデミー賞にノミネートされてきており、今作で５度目のノミネートを果たした！
アイルランドのキルケニーに1999年に設立されたスタジオ、カートゥーン・サルーンは、製作した長編作品がすべてアカデミー賞にノミネートされてきた。
今回『ソウルフル・ワールド』『２分の1の魔法』もノミネートされているが、『ウルフウォーカー』が受賞すれば2002年の『千と千尋の神隠し』以来、１９年ぶりにハリウッド・メジャーが製作に関わっていない作品の受賞となる。
またアメリカの劇場配給を独立系の配給会社（Gkids）が行った初めての作品である。
現在までに18の主要な映画賞を受賞し24の賞にノミネートされている。
先日発表されたアニー賞では１０部門、また英国アカデミー賞にもノミネートされている。
５度目のノミネートで念願のアカデミー賞受賞となるのか！？
コロナ禍で延期となっていた第93回アカデミー賞授賞式は日本時間4月26日（現地時間4月25日）に行われる。
絶賛公開中！
【受賞歴】
＜最優秀アニメーション賞受賞＞
■ロサンゼルス批評家協会賞
■ニューヨーク批評家協会賞
■サンディエゴ映画批評家協会賞
■シカゴ映画批評家協会賞
■シアトル映画批評家協会賞
■ユタ映画批評家協会賞
■カンザスシティ映画批評家協会賞
■トロント映画批評家協会
■ボストン・オンライン映画批評家協会
■コロンバス映画批評家協会賞
■ダブリン映画批評家協会賞（最優秀アイランド映画）
■グレイター・ウェスタン・ニューヨーク映画批評家協会賞
■ニューメキシコ映画批評家協会
■サテライト賞（最優秀アニメーション・ミックスメディア賞）
■ナショナル・ボード・オブ・レビュー インディペンデント映画トップ１０選出
■ハリウッド批評家協会賞
■女性映画批評家オンライン協会
■AFI映画祭 （観客賞）
＜最優秀アニメーション賞ノミネート＞
■ゴールデングローブ賞
■女性映画ジャーナリスト同盟映画賞
■ボストン映画批評家協会賞
■ダラス・フォートワース映画批評家協会賞
■デンバー映画批評家協会賞
■フロリダ映画批評家協会賞
■ヒューストン映画批評家協会賞
■インディアナ映画ジャーナリスト協会賞
■ゴッサム賞・観客賞・インディペンデント映画賞
■ロンドン批評家協会賞
■ノース・カロライナ映画批評家協会賞
■ノース・ダコタ批評家協会賞
■ノース・テキサス映画批評家協会賞
■オンライン映画批評家協会賞
■フィラデルフィア映画批評家協会賞
■サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞
■セントルイス映画批評家協会賞
■ワシントンD.C.映画批評家協会賞
■ミュージック・シティ批評家協会賞
■ジョージア映画批評家協会賞
■全米製作者組合賞
■アニー賞１０部門
■英国アカデミー賞
■ヨーロッパ映画賞ヤング・オーディエンス賞
【STORY】
中世アイルランドの町キルケニー。イングランドからオオカミ退治のためにやって来たハンターを父に持つ少女ロビンが、森の中で友だちになったのは“ウルフウォーカー”のメーヴだった。人間とオオカミがひとつの体に共存し、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある彼女とロビンが交わした約束は、図らずも父を窮地に陥れるものだった。だが、少女は勇気を持って信じる道を進もうとする。
【作品情報】
監督：トム・ムーア／ロス・スチュアート
音楽：ブリュノ・クレ／KiLa/オーロラ
声の出演：オナー・ニーフシー／エヴァ・ウィッテカー／ショーン・ビーン
2020年／アイルランド・ルクセンブルク／英語／103分／ヴィスタ／カラー／ドルビー・デジタル
日本語字幕：稲田嵯裕里
原題：WolfWalkers
配給：チャイルド・フィルム
後援：駐日アイルランド大使館
child-film.com/wolfwalkers
© WolfWalkers 2020
絶賛公開中
