Jun 20, 2023 news

伝説のウェブ漫画を実写化 高橋洋が脚本を手掛けた日韓合作“都市伝説ハイブリッドホラー” 映画『オクス駅お化け』

A A
SHARE

世界中で驚異的レビューを獲得した伝説のホラーウェブ漫画を原作にした、日韓合作の都市伝説ハイブリッドホラー、映画『オクス駅お化け』。構想9年を経てJホラーの巨匠・高橋洋が脚本を手掛けた本作の特報映像が公開された。

舞台は大都市ソウルに実在する地下鉄のオクス駅。バズらせることが全ての駆出しの記者がある人身事故の真相を追ううちに、不気味な怪死が次々と起こり始める。

世界中で恐れられた鳥肌モノの都市怪談を実写映画化するのは、『リング』などで知られる高橋洋。高橋は『アパートメント』のイ・ソヨンとともに脚本を担当。また、脚本協力として『貞子vs伽椰子』の白石晃士も参加する。さらに、『人形霊』など数々のKホラーを手掛けてきたチョン・ヨンギ監督がメガホンをとり、日韓のホラーメーカーがタッグを組む。

現代社会の闇をエンターテインメントへ昇華させた『整形水』を生んだ韓国のウェブコミック、ウェブトゥーン。『オクス駅お化け』の原作も、2011年、NAVERウェブトゥーンミステリー短編として発表され、 当時1億を超える閲覧数と、レビューでの高得点が話題となった。

主演はドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のキム・ボラ。N.Flyingのドラマーで日本テレビのドラマ「君と世界が終わる日に」でも話題を呼んだキム・ジェヒョンが共演に名を連ねる。

【コメント(全文)】

▼高橋洋(脚本)
『オクス駅お化け』の脚本を書いたのは今から5年前。パク・クネ政権末期の頃です。オクス駅はソウルのど真ん中、漢江の近くに本当にある駅で、実際の駅名を堂々と出してホラー映画を作るなんて…と日韓の感覚の違いに驚いたというか、羨ましく思いました。地下深くにある廃駅にも案内されました。映画にも地下鉄の廃駅が出てきますが、あれも本当にあるんです。僕は列車恐怖症で、書いている間、怖くて大変でしたが、そういう苦労が映画から伝わってくれると嬉しいです。いかにも韓国映画らしいエグい展開が待っていますが、実は元ネタは日本で戦後まもなく起こった、あるおぞましい事件です。

▼チョン・ヨンギ(監督)
『オクス駅お化け』は、日本のホラー映画の巨匠である高橋洋さんとのコラボレーションにより製作されました。ほとんど前例のない日韓共同製作で完成したホラー映画『オクス駅お化け』ておきたいという思いで慎重に入れました。日本の皆様に映画を楽しんで頂き、そのことにもほんの少し気に留めて頂けますと幸いです。

映画『オクス駅お化け』は2023年10月6日(金)より全国ロードショー。

作品情報
映画『オクス駅お化け』

駆け出しのウェブニュース記者のナヨンは、ボーイフレンドのウウォンを助手として、アクセス数を稼ぐため、地下鉄オクス駅での人身事故の記事を書くことに。取材を進めていくと被害者以外に「線路に子供がいた」という奇妙な目撃談がでてくる。ある目撃者は、取り憑かれたように謎の数字を連呼するのだった。事件の真相を追ううちに、2人の周囲で次々とおぞましい変死が起こり始める‥‥。

監督:チョン・ヨンギ

脚本:高橋洋、イ・ソヨン、白石晃士(脚本協力)
 
出演:キム・ボラ、キム・ジェヒョン、シン・ソユル 

配給:松竹ODS事業室

©2023, MYSTERY PICTURES & ZOA FILMS, ALL RIGHTS RESERVED

2023年10月6日(金) 全国ロードショー

公式サイト obake-movie.com