Sep 16, 2021 news

「ゲイと腐女子」から「私とあなた」へ 映画『彼女が好きなものは』予告映像&メインビジュアルが公開

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ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生とBL好きの女子同級生との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描いた映画『彼女が好きなものは』が、12月3日(金)より公開される。また、本年度の第26回釜山国際映画祭のOpen Cinema部門に正式出品されることも決定した。

原作は、小説家・浅原ナオトの「彼⼥が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)。Web⼩説サイト「カクヨム」で話題となり、2018年2⽉に書籍化、2019年4⽉にはNHKで「腐⼥⼦、うっかりゲイに告る。」のタイトルでドラマ化もされ、⼤きな反響を呼んだ。

主人公の安藤純を演じるのは神尾楓珠。「異性を愛したい」「家庭を築きたい」と世間で“ふつう”と言われる幸せを手にしたいと願いながらも、自分らしさとの狭間で葛藤する純を繊細に演じている。純に恋をする女子高校生の三浦紗枝役には山田杏奈。自分の好きなものを素直に好きだと言えない悩みを抱えながら、純と共に成長していく姿を瑞々しく好演。そのほか、前田旺志郎、三浦獠太、池田朱那、さらに今井翼、磯村勇斗、三浦透子、渡辺大知、山口紗弥加と、個性豊かな実力派キャストが集結した。

この度、予告映像とメインビジュアルが公開された。

自分が好きなものを「好き」と言えず秘密を抱えていた2人が、しだいに2人だけの「好き」の形を見つけていく、映画『彼女が好きなものは』は、12月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

作品情報
映画『彼女が好きなものは』

⾼校⽣の安藤純は⾃分がゲイであることを隠して日々を過ごしている。ある日、書店でクラスメイトの三浦紗枝が、男性同⼠の恋愛をテーマとした、いわゆるBLマンガを購⼊しているところに遭遇。BL好きであることを秘密にしている紗枝は「誰にも言わないで欲しい」と純に口止めをするのだが、彼女はまだ知らなかった。⽬の前にいる純がゲイであることに。純には妻⼦ある同性の恋⼈・誠がいるが、書店での遭遇をきっかけに、純と紗枝は急接近。紗枝の友⼈達とダブルデートをしたり、クラスメイトたちと遊園地で遊んだりと仲を深めるうちに、純は紗枝から告⽩をされる。 「⾃分も“ふつう”に⼥性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか︖」。⼀縷の望みにかけるかのように、紗枝の告⽩を受け⼊れ、付き合うことになったのだが。

監督・脚本:草野翔吾

原作:浅原ナオト「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)

出演:神尾楓珠、山田杏奈、前田旺志郎、三浦獠太、池田朱那、渡辺大知、三浦透子、磯村勇斗、山口紗弥加、今井 翼

配給:バンダイナムコアーツ、アニモプロデュース

© 2021「彼女が好きなものは」製作委員会

2021年12月3日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

公式サイト kanosuki.jp