英国映画界を代表する演技派ベネディクト・カンバーバッチが、主演と製作総指揮を務める迫真のスパイ・サスペンス『クーリエ:最高機密の運び屋』がついに日本上陸。キューバ危機の舞台裏で繰り広げられた知られざる実話を基に、核戦争回避のために命を懸けた男たちの葛藤と決断をスリリングに描いた本作は、協力者であるペンコフスキー役に『ブリッジ・オブ・スパイ』のメラーブ・ニニッゼを迎え名優二人のケミストリーが、本作の大きな見どころとなっている。
監督は、舞台演出家として名高いドミニク・クック。抑制を利かせた演出で、スパイ映画ならではの味わいと平凡な男のスペクタクルを見事に描き切った。表向きは平凡なセールスマン、その裏の顔は、密命を帯びたスパイ。任された極秘任務とは・・・20世紀政治史の闇に葬られた米・ソ諜報戦の真相が明かされる。
今回公開となった予告映像は、1960年東西冷戦下のロンドンを舞台に、カンバーバッチ演じる平凡なセールスマンの主人公グレヴィル・ウィンが、CIAとMI6からスパイに任命され、ある人物と接触し機密情報を持ち帰る“運び屋(クーリエ)”の任務を課せられるシーンから始まる。迫りくる核戦争の危機、その水面下で繰り広げられる諜報戦に、普通のセールスマンがスパイになっていく緊張感が伝わってくる。
あわせて”機密情報を飛行機で運ぶ姿” “盗聴を警戒して筆談で会話するシーン” “ロンドンを象徴する赤い電話ボックスに隠れて何かを警戒している様子”などの場面写真なども公開された。
政治体制を超え、友情と信頼で結ばれた二人の男の政治史の闇に葬られた知られざる物語、映画『クーリエ:最高機密の運び屋』は、9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
1962年10月、アメリカとソ連、両大国の対立は頂点に達し、「キューバ危機」が勃発した。世界中を震撼させたこの危機に際し、戦争回避に決定的な役割を果たしたのは、実在した英国人セールスマン、グレヴィル・ウィンだった。スパイの経験など一切ないにも関わらず、CIA(アメリカ中央情報局)とMI6(英国秘密情報部)の依頼を受けてモスクワに飛んだウィンは、国に背いたGRU(ソ連軍参謀本部情報総局)高官との接触を重ね、そこで得た機密情報を西側に運び続けるが―。
監督:ドミニク・クック
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、メラーブ・ニニッゼ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリー
配給:キノフィルムズ
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9月23日(木・祝) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
公式サイト courier-movie.jp