Apr 08, 2018 column

「宮藤官九郎の脚本がめちゃくちゃ面白い!」19年大河ドラマ『いだてん』が熊本でクランクイン

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綾瀬はるか(後の四三の妻・春野スヤ 役 熊本の医者のお嬢様。夫を支える。)

「私は明日から撮影に入ることになりますが、この熊本の美しい景色の中でキャスト、スタッフのみなさんとご一緒できることを本当に楽しみにしています。いだてんの後を一生懸命追いかけて、一年半疾走したいと思います」

中村獅童(四三の兄・金栗実次 役 病弱な父の代わりに一家の大黒柱となる。)

「僕は3日前にクランクインさせて頂いた時は21歳を演じさせて頂きました。実際は今年46歳なので、これが果たして許されるのかという問題がございますが(笑)。中村勘九郎さんとは歌舞伎でも兄弟のように育ってきましたので、実際こうやってドラマで兄弟役を務めさせて頂けるのは非常に嬉しく思っております。熊本も大好きなので、こういったところでロケをさせて頂けるのは非常に嬉しいです」

勝地涼(四三の幼なじみ・美川秀信 役 四三と共に上京する。)

「今日、美川さんのご遺族の方とお話させて頂いたのですけれど、当時珍しかったバイクや車をいち早く見つけていくという新しいもの好きというか、好奇心旺盛な方だったらしいです。ただちょっと変わり者だったとも聞いていて、宮藤官九郎さんから頂いた脚本もだいぶ変わり者に描かれていたので、『そういうの大丈夫ですかね?』とお聞きしたら、『存分にやってください』と言われたので、ちょっとどころか、すごく変わった風に演りたいと思っています」

放送は来年の1月でまだまだ先だが、楽しみに待ちたい。

 

文・木俣冬

 

番組情報

 

大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」

【放送予定】2019年1月~(全47回)
【主演】中村勘九郎 阿部サダヲ
【収録スケジュール】2018年4月4日クランクイン
【ロケ地】関東近郊、熊本県ほか
【制作統括】訓覇圭 清水拓哉
【プロデューサー】岡本伸三 家冨未央 吉岡和彦(プロモーション)
【演出】井上剛 西村武五郎 一木正恵 大根仁

 

文・木俣冬

 

文筆家。主な著書に「ケイゾク、SPEC、カイドク」(ヴィレッジブックス)、「SPEC全記録集」(KADOKAWA)、「挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ」(キネマ旬報社) 、共著「おら、あまちゃんが大好きだ! 1、2」(扶桑社)、「蜷川幸雄の稽古場から」、構成した書籍に「庵野秀明のフタリシバイ」、ノベライズ「マルモのおきて」「リッチマン、プアウーマン」「デート〜恋とはどんなものかしら〜」「恋仲」「IQ246~華麗なる事件簿」など。
エキレビ!で毎日朝ドラレビュー連載。 ほか、ヤフーニュース個人https://news.yahoo.co.jp/byline/kimatafuyu/ でも執筆。
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