May 03, 2018 column

『半分、青い。』制作統括・勝田夏子ロングインタビュー(後編) 漫画家編の面白さと難しさ、そして後半の展望とは?

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──最後は、回り道したけれど、律(佐藤健)と…、みたいなことなのでないかと想像しますが(笑)。

……そのへんも含めてお楽しみに、という感じです(笑)。いまはまだ漫画家編までしか情報を出していませんが、その後またいくつかステージがあるんですよ。まだ隠し球がいろいろあるので、後半またいろいろ楽しみにしていてください。※

※4月27日(金)に、漫画家に挫折したあと、100円ショップで働くようになる、「人生・怒涛編」の出演者が発表された

──それはラブ部門で? それとも仕事部門で?

両方です。

 

 

【取材を終えて】
私は、朝ドラの女性プロデューサーに朝ドラに関する取材をしたのが初めてだったが、女性のドラマを女性プロデューサーと脚本家が作ることの良さを感じた。もちろん、女性と単純に一括りにするものではなく、勝田夏子さんという個性だと思うが、思慮深く語りながらも、新しくて印象に残るドラマを作りたいという強い意欲は隠しようもなく、びしびしと伝わってきた。メガネもシャツもさりげなくブルーで、そういうおしゃれな感じもすてきだ。女性が作った女性のドラマ『半分、青い。』の気持ちよさは、北川悦吏子さんの力ももちろんだが、勝田さんの向き合い方も影響しているのではないだろうか。
最後まで攻めていってほしい。

 

取材・文 木俣冬
撮影 江藤海彦

 

プロフィール

 

勝田夏子(Natsuko Katsuta)

1969年生まれ。1992年、NHK入局。演出作に『抱きしめたい』、『浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜』、『下流の宴』など、プロデュース作品に『破裂』『コントレール〜罪と恋〜』、大河ドラマ『軍師官兵衛』などがある。連続テレビ小説は、『風のハルカ』、『ちりとてちん』、『ゲゲゲの女房』、『梅ちゃん先生』などを演出している。

 

作品情報

 

連続テレビ小説『半分、青い。』

NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜
作:北川悦吏子
演出:田中健二ほか
出演:永野芽郁、松雪泰子、滝藤賢一/佐藤 健、原田知世、谷原章介/矢本悠馬、奈緒、井川遥、余貴美子、豊川悦司、中村雅俊 ほか

岐阜県東美濃市梟町に生まれた鈴愛(永野芽郁)は幼いころに、左の耳を失聴してしまいながらも、同じ日に生まれた律(佐藤健)や家族に支えられながら、前向きに生きていく。高校卒業後、漫画家を目指すことにした鈴愛は、東京に出て、人気漫画家・秋風羽織(豊川悦司)のアシスタントになる。

 

木俣冬

文筆家。主な著書に「ケイゾク、SPEC、カイドク」(ヴィレッジブックス)、「SPEC全記録集」(KADOKAWA)、「挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ」(キネマ旬報社) 、共著「おら、あまちゃんが大好きだ! 1、2」(扶桑社)、「蜷川幸雄の稽古場から」、構成した書籍に「庵野秀明のフタリシバイ」、ノベライズ「マルモのおきて」「リッチマン、プアウーマン」「デート?恋とはどんなものかしら?」「恋仲」「IQ246~華麗なる事件簿」など。 初めて手がけた新書『[みんなの朝ドラ]』(講談社現代新書)が発売中! その他、エキレビ!で[毎日朝ドラレビュー] 連載。[ヤフーニュース個人] でも執筆。 otocotoでの執筆記事の一覧はこちら:[ https://otocoto.jp/ichiran/fuyu-kimata/ ]

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