人生の再起を図る姿に心を打たれる感動作、映画『To Leslie トゥ・レスリー』がこの度日本上陸する。単館上映から始まった本作だが、本年度アカデミー賞主演女優賞に主演のアンドレア・ライズボローがノミネートされた。
主演のアンドレア・ライズボローが演じるのは、宝くじに高額当選したもののアルコールに使い果たし、行き場を失ったシングルマザー。息子にも友人にも見放されながらも、モーテルでの出会いをきっかけに人生の再起を図る。スクリーンとの境界線を越えて滲む、痛々しいほどのリアリティ溢れる演技に胸を打たれ、ラストには涙なしでは見られない心温まる瞬間が待ち受ける。
この度、予告編映像とポスタービジュアルが公開された。
予告映像では、宝くじに高額当選したレスリーが「人生大逆転よ!」と歓喜する姿からはじまり、次のシーンでは、宝くじの賞金がアルコールに消え、昔からの友人からは見切られ、失意のどん底にいるレスリーが映し出される。アンドレア・ライズボローの演技力に心を奪われること必至だ。
主演のアンドレア・ライズボローの圧巻の演技が、グウィネス・パルトロウ、シャーリーズ・セロン、エイミー・アダムス、ジェーン・フォンダ、ローラ・ダーンら演技派俳優たちの間で瞬く間に称賛の輪が広がり、ケイト・ウィンスレットは「私の人生で見た中で最も素晴らしい演技のひとつ」と絶賛。また、本年度同じく主演女優賞にノミネートを果たしたケイト・ブランシェットは、全米批評家協会賞の受賞スピーチで「恣意的な演技賞で最も見過ごされている演技のひとつ」としてアンドレア・ライズボローを挙げるなど、ハリウッド俳優から熱い支持を受けている。
映画『To Leslie トゥ・レスリー』は、6月23日(金)より、全国ロードショー。
テキサス州西部のシングルマザー、レスリーは、宝くじに高額当選するが数年後には酒に使い果たしてしまい、失意のどん底に陥る。6年後、行き場を失ったレスリーは、かつての友人ナンシーとダッチのもとへ向かうが、やはり酒に溺れ呆れられてしまう。そんな中、スウィーニーという孤独なモーテル従業員との出会いをきっかけに、後悔だらけの過去を見つめ直し、母親に失望した息子のためにも、人生を立て直すセカンドチャンスに手を伸ばしはじめる。
監督:マイケル・モリス
出演:アンドレア・ライズボロー、マーク・マロン、オーウェン・ティーグ、アリソン・ジャネイ
配給:KADOKAWA
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2023年6月23日(金) 全国ロードショー
