Mar 16, 2023 news

真木よう子が、今泉力哉監督との初タッグで5年ぶりの主演 映画『アンダーカレント』

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「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載され「まるで1本の映画を観ているようだ」、「何度も読み返したくなる」と漫画評論家や口コミの高い評価を得た、豊田徹也 唯一の長編漫画を原作とした映画『アンダーカレント』。この度、本作の特別映像とイメージビジュアルが公開された。

イメージビジュアルと映像は、まさに本作のタイトル『アンダーカレント(undercurrent)』が意味する【下層の水流、底流。(表面の思想や感情と矛盾する)暗流】が表現されていて、心の底流(アンダーカレント)への想像を掻き立てられる。

あわせて決定した主演キャストとして、『さよなら渓谷』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』で同賞最優秀助演女優賞をダブル受賞するなど、数々のヒット作で異彩を放つ女優・真木よう子が主人公・かなえ役を務める。2018年に公開された『焼肉ドラゴン』から5年ぶり待望の主演作となる真木からは「しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。ショックのあまり気を失った初めての作品です」と、熱いコメントが。本作のメガホンをとった今最も勢いのある映画監督・今泉力哉監督からも「きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています」と、主演・真木よう子への信頼と情熱を語り、両者の信頼性も厚い。

【コメント】

■主演:真木よう子
原作をかなり前に読んでいて、この作品を映画で表現できたらと思うことがあり、まさか本当に映画化され、自分にオファーをいただけるとは驚きました。大好きな原作だったので、断る理由がありませんでした。今泉さんは、彼の中でもう既に絵を描いているタイプの監督なので、そのような方には信頼し、全てお任せするようにしています。普段は監督と相談したり等しますが、今回それはしないようにしました。私は、しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。ショックのあまり気を失った初めての作品です。どうか映画館にて見届けて頂けたら幸いです。

■監督今泉力哉
真木よう子さんとご一緒できたこと、とても光栄でした。真木さんは、かなえを演じるにあたって、日々、真剣に、深く、そこにいてくれました。銭湯での撮影時に、私が現場で脚本を手にして迷っていると、誰かが背後から私の肩にふっと手を置いて励ましてくれて。振り返ると、それは真木さんの手でした。なんと心強かったことか。きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています。本当にこの映画が必要な人に、その悩みを知る人に、この映画が届きますように。

映画『アンダーカレント』は、2023年秋、公開。

作品情報
映画『アンダーカレント』

家業を継ぎ、夫の悟と銭湯を切り盛りする日々を送るかなえ。しかし突然、悟は失踪してしまう。行方が一向に分からず途方に暮れるかなえだったが、一時休業していた銭湯の営業を再開させる。そこに「働きたい」という謎の男・堀が現れ、ある手違いをきっかけに住み込みで働くことに。その日からかなえと堀の不思議な共同生活が始まる。友人から紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに期間限定で悟を探しながら、穏やかな日常を取り戻しつつあったかなえ。しかし、ある事件をきっかけに、堀、悟、そしてかなえが閉ざしていた心の深層(アンダーカレント)が、徐々に浮かび上がってくる。

監督:今泉力哉

原作:豊田徹也『アンダーカレント』(講談社「アフタヌーンKC」刊)

配給:KADOKAWA

©豊田徹也/講談社 ©2023「アンダーカレント」製作委員会

2023年秋 公開

公式サイト undercurrent-movie.com