第10 回開高健ノンフィクション賞を受賞した同名小説を原作に、国境を越えて遺体を遺族の元へ送り届けるスペシャリストたちの姿を描いた一話完結の感動のヒューマンドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」。
世界中で起こる “生と死”をテーマに紡がれた本作。主人公・伊沢那美(米倉涼子)率いる、仕事に情熱を傾け、大切な人を失った遺族に最期のお別れをする機会を設けて、前を向いて今後の人生を歩んでもらえるよう奮闘するエンジェルハースという羽田空港にある会社を舞台に、そこで働くクセが強いスペシャリストたちが様々な問題へ立ち向かっていく様子が描かれる。
この度、新入社員の高木凛子を演じる松本穂香による特別メッセージとともに、高木凛子が、個性豊かなエンジェルハースのメンバーを一人一人紹介する本編シーンの特別映像が公開された。
前を向いて今後の人生を歩んでもらえるよう奮闘するエンジェルハースの社員を演じるのは、米倉涼子、松本穂香のほか、城田優、野呂佳代、矢本悠馬、徳井優、遠藤憲一ら個性派俳優たち。
脚本は、日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞者で、『コンフィデンスマン JP』シリーズや、大河ドラマ「どうする家康」の脚本でも注目されている古沢良太と、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』シリーズや『緊急取調室』シリーズなどヒットドラマを手掛ける香坂隆史の両氏が担当し、シリアスな題材ながら、笑いと感動にも満ちたドラマが展開される。
ドラマが進むにつれて明らかになっていく、さまざまな専門性や経歴を持つ個性溢れるエンジェルハースのメンバーたちの、スペシャルな魅力にも注目したい。
コメント
▼米倉涼子 (伊沢那美役)
「那美と私は似ていて、負けず嫌いで馬鹿にされたくないし、口が悪いけど気が弱い部分があったり、演じていてとても共感できるんです。みんなそれぞれ演じるキャラクターを上手に探り当てて、チームとして同じ意識を持つことで、チーム感がより増したのかなと思います。」
▼松本穂香 (高木凛子役)
「凛子は冷静に物事を見ているようで、まだまだ視野が狭い未熟なキャラクターです。でもそんな凛子が那美社長をはじめとしたメンバーから影響を受けながら成長していく姿に、私自身も感動しました。個性豊かなメンバーたちは一見ばらばらに見えますが、意外と共通点があったりもして。ヘラヘラしているように見えて仕事と真摯に向き合う姿とか、これがエンジェルハースのチームとしての魅力なのかなと思います。」
▼城田優 (柊秀介役)
「堀切園監督はほぼ毎カット、セリフが終わってから 30 秒くらいカットをかけないスタイルで、毎日アドリブ合戦でした。この時間を通して、それぞれのキャラクターの深掘りが出来ましたし、その場の空気でしか生まれない”生きたお芝居”が新鮮でした。何より、社長、会長をはじめ、個性の強い社員たちの突発的な会話が本当に面白く、笑いを堪えるのが大変だったシーンも多々あります。心から楽しいと思える時間でした。演じた柊は、元々台詞も少なく、あまり喋らないクールな役だったのですが、この時間のおかげで彼のことをより理解出来た気がします。米倉さんをはじめ、キャストもスタッフの皆さんも、とても優しく面白くて、素敵な出会いに恵まれました。」
▼野呂佳代 (松山みのり役)
「今まで面白い役とか明るい役を演じてきたので、知らなかった職種ということもありとても緊張しました。みなさん臨機応変な対応力があって、それぞれの役のことも深く考えていて。みなさんの経験と感覚とチームワークによる連携プレーでした。また現場でもフラットに接してくれる方ばかりで、エンジェルハースのチームの魅力にも繋がったのかなと思います。」
▼矢本悠馬 (矢野雄也役)
「チャラくて楽観的な矢野にとって、叱ってくれるエンジェルハースの社員たちは思いやりがあり尊敬できる存在です。演じるキャスト同士お互いに信頼しているので、相談もなしに芝居の中でユーモアやチームプレー感が生まれました。とくに米倉さんと遠藤さんの大先輩 2 人に率先して良い雰囲気を作ってもらえて、とても楽しかったです。」
▼徳井優 (田ノ下貢役)
「撮影に入る前に、実際に羽田にあるドラマのモデルとなった会社に見学しに行きました。そこで質問タイムがあったんですけど、その時点でみんな演じる役をよく理解していたので、撮影まですべてスムーズに進むだろうと思いました。キャスティングの時点で、良いチームワークはできていました。」
▼遠藤憲一 (柏木史郎役)
「個性豊かなキャラクターたちなので、みんなあえてのびのび演じていました。柏木は実際に現場で作業するメンバーとは違ってデスク業務が多いので、のびのびしているメンバーの気を引き締める役どころです。唯一お金とか細かいことにうるさくて好かれる役ではないのもあり、みんな俺に対して好き勝手なこと言ってましたよ(笑)」
Amazon Original ドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』は3月17日(金)より独占配信。
国境を越えて遺体を遺族の元へ送り届ける国際霊柩送還士の姿を描いたヒューマンドラマ。羽田空港内に事務所を構える小さな会社“エンジェルハース”では、口は悪いが情に厚い女社長の伊沢那美を筆頭に、新入社員の高木凛子、マニアックな遺体処置のスペシャリスト・柊秀介、元ヤンの若手社員・矢野雄也、噂好きな手続担当・松山みのり、温厚だが得体のしれない運転手・田ノ下貢、金勘定にうるさい強面の会長・柏木史郎らクセの強い社員たちが国際霊柩送還士として働いている。世界の各地で事件や事故に巻き込まれ不慮の死を遂げた人々を遺族の元に送還しようと奮闘する。
監督:堀切園健太郎
原作:佐々涼子「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(集英社文庫刊)
出演:米倉涼子、松本穂香、城田優、矢本悠馬、野呂佳代、織山尚大(少年忍者/ジャニーズJr.)、鎌田英怜奈、徳井優、草刈民代、向井理、遠藤憲一 ほか
2023年3月17日(金)よりPrime Videoにて独占配信