Jan 31, 2023 news

“あの人”の正体がついに明らかに・・・・4時間の特殊メイクで原作を完全再現 ドラマ「ガンニバル」

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ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて独占配信中のドラマ「ガンニバル」。2月1日(水)に配信される最終回を目前に、供花村(くげむら)の“人を喰っている”という噂に大きく関わり、供花村を支配する後藤家が恐れる“あの人”を演じるキャストが明らかになった。さらに、映画『進撃の巨人』『シン・ゴジラ』など数々の作品で造形や特殊メイクを担当した特殊メイクアーティスト、JIROが手がけた“あの人”の特殊メイクのメイキング映像も公開された。

“あの人”を演じたのは、モデル・俳優の澤井一希。2022年「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2に参加し注目を集め、その後、舞台やドラマ、さらにはバラエティー番組など活躍の幅を広げている。

出演にあたり澤井は「素直に嬉しさと自分の未知の領域を演じるワクワク感がありました。ただ、このガンニバルという作品において“あの人”という存在がいかに重大かという事も認識していましたので、片山監督に『主演のような気持ちでやって欲しい』というお言葉を頂き、この作品は自分にかかってるんだ!という強い気持ちと覚悟で臨もうと決めました」と、明かした。

完成した姿を初めて観た澤井は、「初めて完成した姿を鏡で見た時には、想像を遥かに超えるあの人が映っていて、驚きと感動がありました。本当に大変だったと思いますが、特殊メイクの皆さんが長時間かけて完璧に作り上げてくださったので、凄く自信を持って“あの人”になれました」と、自身も驚くほどのクオリティーだったという。そのおかげで自信が生まれたと語る。

また、他キャストたちの反応については、「凄く怖がったり再現度の高さに驚かれていたのですが、ほとんどのキャストの方が興味深々で、写真を撮ってくださり嬉しかったです(笑)」と述べた。

演じる上でも澤井は、「演じさせて頂く上で、普通の人間では絶対にしない怪物や動物と人間の境目のような独特な動きを出す事が本当に大変でした」と、特殊な存在の表現に非常に苦労したそうで、「最初は全く出来ませんでしたが、撮影の約3ヶ月ほど前から動き指導の長谷川さんに付きっきりでみて頂き、二人三脚で少しずつあの人の動きに近づけていく事が出来ました!是非、あの人の半端ない動きに注目して頂けたら嬉しいです!」と語った。

そして“あの人”の特殊メイクを手掛けたのが、特殊メイクアーティストのJIRO。今回のオファーがあったときは、「ファンタジーではなく、リアルな世界観に落とし込む高いレベルの特殊メイクが必要とされていることを感じ、とても大きなやり甲斐を感じました」と、自身にとっても大きな挑戦だったと振り返った。

デザインからマスクの彫刻〜製作、義歯や手の造形に約2ヶ月かけて制作された“あの人”の特殊メイクは、「人間としては規格外の体躯や風貌なのですが、やりすぎるとリアルな世界観を壊してしまう恐れがありました」と懸念があったそうで、実際に制作する上では「村のある種異様な世界観や人物像の中にあって、突出した存在感を与えなければなりません。適当な答えを導き出すことが非常に難しかったのですが、監督と何度も話し合いを重ね上手く表現できたと実感しています」と、試行錯誤を繰り返したことを明かした。

作品情報
ドラマ「ガンニバル

舞台は、都会から遠く離れた山間にある「供花村(くげむら)」。警察官の阿川大悟は、ある事件を起こして供花村の駐在として左遷され、犯罪とは無縁の穏やかなこの土地で家族と静かに暮らしていた。しかし、一人の老婆の奇妙な死をきっかけに、彼は少しずつ村の異常性に気付いて行く。そして、“この村では人が喰われているらしい”という、衝撃の噂を耳にする。穏やかな日常を次第に狂気が蝕んでいく‥‥。

監督:片山慎三、川井隼人

原作:『ガンニバル』二宮正明(日本文芸社刊)

出演:柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆、高杉真宙、北香那、杉田雷麟、山下リオ、田中俊介、志水心音、吉原光夫、六角精児、酒向芳、矢柴俊博、河井青葉、赤堀雅秋、二階堂智、小木茂光、利重剛、中村梅雀、倍賞美津子

© 2022 Disney

2022年12月28日(水) ディズニープラス「スター」にて独占配信

公式サイト disney.co.jp/program/gannibal