小さな市役所の「おみおくり係」に務める〈ちょっと迷惑な男〉牧本壮(まきもとそう)。牧本の”迷惑”がいつしか”無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていくヒューマンストーリー、映画『アイ・アム まきもと』が9月30日(金)より全国公開される。監督は『舞妓Haaaan!!!』(07)、『謝罪の王様』(13)、『あやしい彼女』(16)などの映画や、TVドラマ「ゆとりですがなにか」「獣になれない私たち」等の話題作を手掛けてきた水田伸生。そして主人公・牧本壮を、水田監督が手掛けてきた『舞妓Haaaan!!!』(07)、『なくもんか』(09)、『謝罪の王様』(13)に続き、阿部サダヲが演じる。
この度、特報映像&ティザービジュアルが公開された。
空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かない。そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、様々な人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。そしてそんな人々とふれ合う中で、牧本自身の無味な人生も彩られていく。
映像冒頭、おみおくり係の牧本がゴミだらけの家に突っ込んでいく姿、神代刑事(松下洸平)に怒られ、小野口(坪倉由幸)と争う姿、そして今江みはる(宮沢りえ)が心配そうな表情で牧本を見つめるカットが映し出されている。後半は、骨壷に無理やり遺骨を押し込もうとしたり、納骨を先送りにするあまり自分のデスク下に沢山の骨壷を溜め込んでしまったり、彼の勝手な独自ルールでの仕事のおかげで、常に翻弄されている周りの人々。ラストは牧本と津森塔子(満島ひかり)の噛み合わないやり取りが描かれ、しつこく年齢を聞く牧本がここでも迷惑をかけている。
阿部演じる牧本の迷惑に翻弄されるのは、疎遠になった父の死を知らされ、執拗に牧本から葬儀への参列を迫られる津森塔子役満島ひかり、牧本の向かいの家に住み牧本に負けないほどのちょっと迷惑な男・蕪木役宇崎竜童、全く空気の読めない牧本に本作内で最も迷惑を被っている刑事・神代役松下洸平、牧本の迷惑に振り回されながらもその行動に理解を示す葬儀屋・下林役でんでん、蕪木の強烈な迷惑エピソードを持つ、食品工場で働いていた蕪木の元同僚・平光役松尾スズキ。
そして、牧本を取り締まる為に県庁から派遣され、度重なる迷惑行為に目を光らせる新任の市民福祉局局長・小野口役坪倉由幸(我が家)、蕪木の迷惑に翻弄されながらもその武骨さに惹かれていた、今は漁港で居酒屋を営む蕪木の元恋人・今江みはる役宮沢りえ、蕪木の元同僚だったが“その迷惑に救われた”という謎の過去を持つ槍田役國村隼。日本映画界屈指の存在感ある豪華俳優陣が集結。
牧本が“まき”起こす迷惑から始まる、人々の繋がり、家族の絆、人生の悲喜こもごもをユーモラスに描く映画『アイ・アム まきもと』は、9月30日(金)より全国公開。
市役所の「おみおくり係」に務める〈ちょっと迷惑な男〉牧本壮。空気が読めない、人の話を聞かない、誰にも心を開かない。そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、様々な人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。そしてそんな人々とふれ合う中で、牧本自身の無味な人生も彩られていく。牧本の”迷惑”がいつしか”無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていくヒューマンストーリー。
監督:水田伸生
出演:阿部サダヲ、満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)、宮沢りえ、國村隼
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年9月30日(金) 全国公開
公式サイト iammakimoto.jp